北条幻庵覚書(ほうじょうげんあんおぼえがき)
最終更新日 令和4年5月23日
ページ番号 128405
概要
世田谷区指定有形文化財(古文書)
平成10年11月25日指定
所在 東京都世田谷1丁目29番18号 世田谷区立郷土資料館
(開館時間、休館日は郷土資料館のページをご確認ください。)
室町時代
点数 巻子本1巻
附 吉良義房修補奥書
解説
北条幻庵は、北条早雲の第三子で、幼くして仏門に入り、長じて箱根権現金剛王院の別当職をつとめました。法名は長綱、のち臨済宗風に幻庵宗哲とあらためています。この覚書は世田谷城主吉良氏朝に嫁ぐ、北条氏康の娘・鶴松院に幻庵が書き与えたものです。内容は、夫や姑の呼び方にはじまり、婚礼の式や家臣への心配りなど多岐にわたります。更に諸人への対応のしかたから年中行事、日常生活のたしなみなどにいたるまで事細かに諭しています。
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