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世田谷区トップページ > 文化・スポーツ・生涯学習 > 文化 > 文化財 > せたがやの文化財 > 喜多見のまむしよけ(きたみのまむしよけ)
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最終更新日 2022年7月11日
ページID 3463
世田谷区指定無形民俗文化財(風俗慣習)
昭和62年3月25日指定
伝承地 喜多見
保持者 齋藤道紀 非公開
附「真虫除秘咒録」文化6年の奥書有
文箱、忠好印、版木2種、朱塗り盆
喜多見周辺の村々では、春、青大将やマムシが出てくる頃になると、蛇除けの神符を貰う風習がありました。この神符は畑に出るとき懐中に入れたり、蛇の出てきそうなところに貼ったりしました。また、藪や草むらを歩くときには「伊右衛門、伊右衛門」と唱え、こどもたちは「蛇もまむしもどっけどけ おいらは喜多見の伊右衛門だ 槍も刀も持ってるぞ ヂヨツキリ切られて腹立つな」と唄ったということです。
神符の発行の他に、まむしに噛まれてやって来た人に行なう毒消しの呪法が、当主に代々伝えられています。
教育政策・生涯学習部 生涯学習課 文化財係
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