旧棚網家住宅板倉(きゅうたなあみけじゅうたくいたぐら)

最終更新日 平成29年4月1日

ページ番号 138856

概要

解体前の様子(平成2年)
解体前の様子(平成2年)

世田谷区指定有形文化財(建造物)

平成27年2月25日指定

桁行 3間、梁間 2間

建築面積22.78平方メートル

復原断面図
復原断面図

解説

この板倉は、区内桜丘(旧世田谷村字宇山)の旧家・棚網家の屋敷に建っていました。建築年代は明治44年(1911年)頃と推定されています。

棚網家は、江戸時代には大工であった時期があるようですが、明治中期頃より農業を中心に営み、陸稲や畑作物を栽培していました。板倉は主屋の前庭に建てられ、主に穀物を入れていたようです。出桁構造により屋根を大きく造っているのが特徴で、屋根裏や軒下も物置としての機能がありました。世田谷地域は良質な茅(ススキやチガヤなど)が手に入りにくく、多くの茅葺き屋根には麦稈(むぎから)が使われ、この板倉も主に麦稈で葺いていました。

板倉は平成2年に世田谷区に寄贈され、解体して保管しています。現在も部材で保管中ですが、なるべく早く移築復原ができるように検討していきます。

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