木造岡本黄石正座像(もくぞうおかもとこうせきせいざぞう)

最終更新日 令和4年5月23日

ページ番号 129094

概要

木造岡本黄石正座像
像全景
木造岡本黄石正座像横顔
横顔

世田谷区指定有形文化財(歴史資料)

平成17年3月23日指定

所在 東京都世田谷区世田谷1丁目29番18号 世田谷区立郷土資料館

(開館時間、休館日は郷土資料館のページをご確認ください。)

明治時代

像高70センチメートル

解説

岡本黄石は文化8年(1811年)に彦根藩中老・宇津木家に生まれ、12歳で藩の軍学師範岡本家の養子となり、嘉永5年(1852年)には同藩の家老となりました。万延元年(1860年)「桜田門外の変」で藩主井伊直弼が暗殺されると、黄石はその事後処理にあたり、藩の存続のために尽くします。維新後は政府より仕官を勧められたものの応じず、隠居生活をおくり、明治漢詩壇の重鎮として門弟の指導にあたりました。

正座像は黄石が73歳の明治16年(1883年)に制作された等身大の肖像彫刻で、その風貌を忠実に表現しています。

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