吉良氏墓所(きらしぼしょ)

最終更新日 令和4年5月23日

ページ番号 129083

概要

吉良氏墓所
全景 撮影 米畑勝行

世田谷区指定史跡

平成13年11月28日指定

所在 東京都世田谷区桜1丁目26番35号

江戸時代

墓所面積 176.50平方メートル

解説

勝光院墓地のほぼ中央に所在する吉良氏墓所には、義祇(明暦3年没、1657年)以降の吉良氏代々の墓が置かれています。墓石の形態は宝篋印塔、五輪塔、位牌型などで、整然と並んだ墓石のほか、区画の隅に集積された古い墓塔があります。

同墓所内で最も古い年紀をもつ墓石は、貞和5年(1349年)で、「興善寺殿」の院殿号と「吉良頼氏」の名が刻まれた宝篋印塔です。しかし、その制作は同塔側面に刻まれた寛永19年(1642年)とみられており、江戸時代になって追善のために建立したと考えられています。

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