知行院の木造十一面観音菩薩立像(ちぎょういんのもくぞうじゅういちめんかんのんぼさつりゅうぞう)

最終更新日 令和4年7月11日

ページ番号 129072

概要

木造十一面観音菩薩立像
木造十一面観音菩薩立像
木造十一面観音菩薩立像頭部正面
頭部正面 撮影 塚原明生

世田谷区指定有形文化財(絵画・彫刻)

平成19年12月27日指定

所在 東京都世田谷区喜多見5丁目19番2号

室町時代

像高47.2センチメートル

解説

知行院は天台宗の寺院で、天正年間(1573~1591年)以前から喜多見にあったことが分かっています。この十一面観音菩薩立像は知行院創建時の本尊であるといわれ、室町時代の制作と考えられています。頭上に十面の菩薩面を頂き正面に化仏を配し、大らかな衣文表現や意思的な面相など、総じて中世的雰囲気が色濃く表され、区内に古くから伝わる仏像としてたいへん貴重なものです。

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