東京都指定史跡 等々力渓谷3号横穴
最終更新日 令和4年5月23日
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東京都指定史跡 等々力渓谷3号横穴

等々力渓谷3号横穴
都指定史跡
昭和50年2月6日 指定
〈所在〉 東京都世田谷区等々力1丁目22番 区立等々力渓谷公園
〈年代〉 古墳時代後期(7世紀)
等々力渓谷横穴(墓)群は、等々力渓谷6基以上からなる横穴墓群のひとつで、昭和48年に発掘されています。
横穴墓は全長が13メートルで、崖に横穴を掘った墓室=玄室(げんしつ)・羨道(せんどう)の部分とそこに至る通路である前庭部(ぜんていぶ)にわかれ、横穴部は羨門で区画されています。
墓室内には3体以上の人骨が埋葬され、静岡県湖西地方産の須恵器(すえき)や土師器(はじき)、耳環(じかん)=イヤリング、ガラス小玉などが副葬されていました。
また、2号横穴から出土した土師器は、当時都であった大和(奈良県)で使われていたもので、この横穴に葬られた人物が、都(みやこ)に遥役(ようえき)で働きに行ったことが推定される貴重な資料です。
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