阿弥陀三尊画像板碑(あみださんぞんがぞういたび)

最終更新日 令和4年5月23日

ページ番号 128451

概要

阿弥陀三尊画像板碑
正面 撮影 米畑勝行

世田谷区指定有形文化財(古文書)

昭和53年9月1日指定

所在 東京都世田谷区深沢1丁目40番20号

室町時代

高さ71.5センチメートル幅40.0センチメートル厚さ2.5センチメートル

緑泥片岩(青石)


解説

この板碑はもと深沢字下山の阿弥陀塚にあったと伝わるもので、江戸時代には小児の百日咳の平癒に信仰されていたといわれています。

主尊の阿弥陀仏を画像で表現し、脇侍の観音・勢至を種子で表わした、阿弥陀三尊来迎画像板碑です。脇侍の蓮台より下を欠損しているため、正確な年代は不明ですが、像容からみて室町時代の造立と考えられています。 

板碑は、鎌倉時代から桃山時代にかけてさかんに行われた死者供養のための石製の卒塔婆です。板状の石の上部に仏、菩薩を表す梵字を、下部には、菩薩の像や願主の氏名、法号、年紀などが記されています。

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