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最終更新日 2024年9月10日
ページID 3408
この住宅は昭和13年(1938年)に白鳳社建築工務所が設計・施工した建物です。同社は大正10年(1921年)に創建された建築設計施工会社です。東京を中心に活動し、主に住宅を扱う工務店的な性格の強い会社でした。建物は昭和14年(1939年)頃に竣工したと考えられています。住宅は外観を洋風、内部を和洋折衷で計画しています。また、屋敷地は大正14年(1925年)より成城学園の後援会地所部が分譲したところです。この分譲地では住宅地の外周は板塀や煉瓦塀は風致を害すとして、コンクリートか大谷石で土留めをし、芝を貼った土堤に小樹木を植えるか生垣にするよう申し合わせがありました。現在でも志村家住宅は分譲当時の雰囲気を残す住宅として重要な文化財となっています。
教育政策・生涯学習部 生涯学習課 文化財係
電話番号:03-3429-4264
ファクシミリ:03-3429-4267