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最終更新日 2025年10月27日
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東弦巻保育園は弦巻児童館、弦巻区民センターの近く、坂の途中にある保育園です。近くには駒沢緑泉公園や小泉公園、弦巻三丁目東公園など散歩にでかける公園もたくさんあります。
東弦巻保育園の園目標は『生きる力を育てる』です。年度当初、職員が「生きる力」とはどんな力なのかを話し合いました。「自分の思いを伝えられる」「自ら考え、感じ、行動する力」「失敗してももう一度やってみようと思える力」「自分が大好き、友だちも大好き」「友だちと協力できる」などなど。その力をつけていくためにはどう保育を展開すれば良いのかを考え、日々の保育につなげています。
保育園の一日は生活や遊びの中に学びがいっぱいあります。友だちと遊ぶ中で順番を待つ。話し合いながらルールを作ったり、「どうすれば良いかな?」と工夫したりする。友だちとけんかをしても自分の思いを伝えながら相手の思いを感じ、「どうする?」と考える。こうした体験の積み重ねこそが、小学校以降の学びの土台になり、大きくなってからの生きる力につながってきます。
乳幼児期の言葉にならない思いに寄り添い、「やってみたい」という興味、意欲を大事に保育をしています。
東弦巻保育園の一番の特徴は子どもたち全員が出ても遊べるほどの広い園庭です。坂の途中の保育園なので、斜面もあります。斜面を利用した遊具は子どもたちも大好きです。もうひとつ子どもたちが大好きな場所があります。それは斜面の一角にある段々畑や花壇です。生き物大好きな子どもたちは園庭に出ると一目散に畑や花壇を目がけていきます。土を掘り、見つけた生き物を捕まえて観察したり、図鑑を広げてどんな生き物か、何を食べるのか調べたり、虫かごに入れて大切に育てる姿も見られます。
もうひとつの特徴は板やビールケース、タイヤ、お風呂マットなどの可動式遊具がたくさんあるところです。子どもたちは板やビールケースを組み合わせておうち作りをしたり、ピタゴラスイッチを作って遊んでいます。
広い園庭で走ったり鬼ごっこをしたり、体をたくさん動かして遊び、時にはおうちなどを設計し、遊びに取り入れていく。また、自然に触れながら興味関心を高めていく。まさに『やってみたい』がたくさんある園庭です。
園庭の斜面には以前『ひめりんご』の木があり、春にはたくさんの白い花を咲かせて子どもたちの目を楽しませてくれていました。老木となり、今はもうありませんが花の名をいただき、たてわり保育『ひめりんご』の活動として月、一回幼児クラスで異年齢児交流をしています。また、東弦巻保育園の一階のクラスは横並びになっているのでクラスの垣根を超えて、自由に行き来しています。子どもたちが仲良しになり、大きい子たちは思いやりの心を育み、小さい子たちは大きい子たちを見て憧れ、刺激を受けて遊びが広がっていきます。

園庭の畑やプランターで食育として各クラスで毎年野菜の苗を植え、水やりをしながら生長を観察しています。収穫の時には子どもたちも大喜び。収穫した野菜を調理室に持っていき、調理をしてもらい味わっています。自分たちで育てた野菜はいつも食べている野菜と違うようで、野菜が苦手な子も口に入れてみる姿も見られます。グリーンピースをサヤから出したり、とうもろこしの皮をむいたり、下準備のお手伝いをするだけでなく、栄養士や調理師が子どもたちの前でスイカを切ったり、煮干しや昆布などから出汁をとるのを見ながら食べたり、幼児クラスになると収穫物を使って調理活動をするなど五感で感じられる楽しい食育活動が行われています。
私たちは、地域在宅子育て支援の一環としていつでも気軽に足を運べる場として保育園を開放しています。
同年齢の在園児と触れ合ったり、保育園の遊具で遊んだり、保育士、看護師や栄養士とお子さんのお話をしたり、地域の方同士で顔見知りになったり・・・。保育園に足を運んでいただくきっかけとしていろいろなイベントも実施していますので是非、ご参加ください。
子ども・若者部 東弦巻保育園
電話番号:03-3425-6721
ファクシミリ:03-3425-6722