風しん(三日はしか)

最終更新日 令和5年8月9日

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風しん(三日はしか)とは

風しん(三日はしか)は風しんウイルスを原因とする感染症です。

感染経路

感染経路は、主に咳やくしゃみなどの飛沫感染ですが、その他に、ウイルスが付着した手で口や鼻に触れることによる接触感染もあります。

周囲へ感染させる期間は、発疹の出現する前後の1週間程度と言われています。

妊娠初期に風しんにかかると母親から胎児へ胎盤を介して感染し、胎児が白内障、難聴、心疾患などを特徴とする先天性風しん症候群を起こすことがあります。

症状

通常2~3週間(平均16~18日)の潜伏期間の後、発熱、発疹、リンパ節腫脹が出現します。発熱は約半数にみられる程度で、感染しても症状が出ない場合もあります。

風しん患者と接触し、発熱や発疹などの症状がでて、感染が疑われる場合には、事前に医療機関に「風しんが疑われる」ことを伝えてから受診しましょう。

治療

特別な治療法はなく、症状を緩和する治療(対症療法)となります。

予防

有効な予防方法は、風しんワクチン接種です。先天性風しん症候群の発生を防ぐために、妊婦とそのパートナーの予防は特に重要です。

小児に対しては予防接種法により定期接種が行われています。詳しくは麻しん・風しん(MR)をご覧ください。

また、世田谷区では、以下に該当する方を対象に風しん抗体検査および予防接種の費用助成を実施しています。

妊娠を希望する女性やその同居者は大人の風しん抗体検査・予防接種費用助成についてをご覧ください。

昭和37年4月2日から昭和54年4月1日の間に生まれた男性は風しんの追加的対策に伴う(無料クーポン券による)抗体検査・定期予防接種について(昭和37年4月2日から昭和54年4月1日生まれの男性の方)をご覧ください。

関連リンク

このページについてのお問い合わせ先

世田谷保健所 感染症対策課

電話番号 03-5432-2441

ファクシミリ 03-5432-3022