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最終更新日 2025年3月25日

ページID 24149

咽頭結膜熱

咽頭結膜熱とは

咽頭結膜熱は、アデノウイルスによる感染症です。主に夏に流行しますが、最近は冬にも小流行が見られることもあります。プールでの接触やタオルの共有で感染することもあるため、プール熱と呼ばれることもあります。

症状

感染して5~7日後、発熱、咽頭炎(のどの痛み、発赤など)、結膜炎(目の充血、目やになど)を3主症状とし、その他リンパ節の腫れ、腹痛、下痢などの症状があります。また、頻度は高くありませんが、重症化した場合は肺炎などを合併することがあります。

感染経路

咳やくしゃみなどのしぶきに含まれるウイルスによる飛沫感染、ウイルスが付着した手やタオルなどの患者が触れたものを介してウイルスが口や目の中に入ることによる経口・接触感染により感染します。

治療・受診

特別な治療法はなく、症状に合わせた対症療法が行われます。目の症状が強い場合は、眼科での治療が必要な場合があります。

予防方法

  • アルコール消毒が効きにくいため、石けんと流水でこまめに手を洗い、自分専用のタオルで拭きましょう。
  • むやみに目や口に触れたり、こすったりしないように気をつけましょう。
  • 咳エチケットを心がけましょう。
  • 症状がおさまった後も、約1か月は尿・便からウイルスが排出されるので、トイレ使用時や排せつ物の処理に注意しましょう。

 

お問い合わせ先

世田谷保健所 感染症対策課  

ファクシミリ:03-5432-3022