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最終更新日 2025年3月25日
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咽頭結膜熱は、アデノウイルスによる感染症です。主に夏に流行しますが、最近は冬にも小流行が見られることもあります。プールでの接触やタオルの共有で感染することもあるため、プール熱と呼ばれることもあります。
感染して5~7日後、発熱、咽頭炎(のどの痛み、発赤など)、結膜炎(目の充血、目やになど)を3主症状とし、その他リンパ節の腫れ、腹痛、下痢などの症状があります。また、頻度は高くありませんが、重症化した場合は肺炎などを合併することがあります。
咳やくしゃみなどのしぶきに含まれるウイルスによる飛沫感染、ウイルスが付着した手やタオルなどの患者が触れたものを介してウイルスが口や目の中に入ることによる経口・接触感染により感染します。
特別な治療法はなく、症状に合わせた対症療法が行われます。目の症状が強い場合は、眼科での治療が必要な場合があります。
世田谷保健所 感染症対策課
電話番号:03-5432-2441
ファクシミリ:03-5432-3022