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最終更新日 2025年3月25日

ページID 24168

RSウイルス

RSウイルス感染症とは

RSウイルス感染症はRSウイルスによる呼吸器感染症です。
何度も感染と発病を繰り返しますが、生後1歳までに半数以上が、2歳までにほぼ100%の子が少なくとも一度は感染するとされています。発熱、鼻汁などの軽い風邪様の症状から重い肺炎まで様々です。
高齢者は、肺炎など重症化することがあるので注意が必要です。

症状

感染して4~6日後に、発熱、鼻汁などの症状がみられます。多くは軽症で自然軽快しますがが、細気管支炎や肺炎を起こす場合があります。
乳幼児期に初感染した場合の症状が重く、特に生後6か月未満の乳児では重篤な呼吸器症状を生じ、重症化する場合があります。

感染経路

感染経路は、咳やくしゃみに含まれるウイルスを吸い込むことによる感染(飛沫感染)、ウイルスが付着した手で口や鼻に触れることによる感染(接触感染)があります。

治療・受診

特別な治療法はなく、基本的には症状に応じた対症療法が行われます。

予防方法

  • 60歳以上を対象としたワクチン及び、生まれてくる子の予防を目的に妊婦に接種するワクチンがあります。(接種費用は自己負担になります)
  • こまめなアルコール消毒や石けんでの手洗いを行い、マスク着用など咳エチケットを心がけましょう。
  • 日常よく触れるものははアルコールや塩素系の消毒剤などで消毒をしましょう。

お問い合わせ先

世田谷保健所 感染症対策課  

ファクシミリ:03-5432-3022