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最終更新日 2025年3月25日
ページID 3154
風しん(三日はしか)は風しんウイルスを原因とする感染症です。
妊娠20週頃までの妊婦が風疹ウイルスに感染すると、出生児が先天性風疹症候群を発症する可能性があります。
通常2~3週間(平均16~18日)の潜伏期間の後、発熱、発疹、リンパ節腫脹が出現します。発熱は約半数にみられる程度で、感染しても症状が出ない場合もあります。
咳やくしゃみに含まれるウイルスを吸い込むことによる(飛沫感染)が主たる感染経路ですが、その他に、ウイルスが付着した手で口や鼻に触れることによる(接触感染)もあります。
特別な治療法はなく、症状を緩和する治療(対症療法)となります。
風しん患者と接触し、発熱や発疹などの症状がでて、感染が疑われる場合には、事前に医療機関に「風しんが疑われる」ことを伝えてから受診しましょう。
予防方法は、風しんワクチン接種です。先天性風しん症候群の発生を防ぐために、妊婦とそのパートナーの予防は特に重要です。
小児に対しては予防接種法により定期接種が行われています。詳しくは麻しん・風しん(MR)をご覧ください。
世田谷区では、妊娠を希望する女性やその同居者を対象に風しん抗体検査および予防接種の費用助成を実施しています。
詳しくは大人の風しん抗体検査・予防接種費用助成についてをご覧ください。
また、麻しん風しん混合ワクチン(MRワクチン)の接種を受けられなかった18歳までのお子さまに対する、MRワクチン任意接種の公費負担を実施しています。詳しくは【任意接種】麻しん・風しん(MR)の予防接種がお済みでない方へをご覧ください。
世田谷保健所 感染症対策課
電話番号:03-5432-2441
ファクシミリ:03-5432-3022