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最終更新日 2025年3月25日

ページID 24156

伝染性紅斑

伝染性紅斑とは

伝染性紅斑はヒトパルボウイルスB19による感染症です。両頬に赤い発疹が出ることから「リンゴ病」とも呼ばれます。小児に多い病気です。

症状

感染して10~20日後に微熱や風邪のような症状がみられ、その後、両頬に紅い発疹(紅斑)、体や手・足に網目状の発疹が現れます。発疹は1週間程度で消失します。発疹が淡く、他の疾患との区別が難しいこともあります。

感染経路

咳やくしゃみに含まれるウイルスを吸い込む(飛沫感染)、あるいは、手についたウイルスが口に入ること(接触感染)で感染します。
発疹が現れる前の風邪症状がみられる期間が最もウイルスの排出量が多くなります。発疹が現れたときには感染力はほぼ消失しています。

治療・受診

特別な治療法はなく、症状に応じた治療をします。

予防方法

  • アルコール消毒が効きにくいため、石けんと流水でこまめに手を洗い、自分専用のタオルで拭きましょう。
  • 咳やくしゃみをするときには、口と鼻をティッシュでおおう等の咳エチケットを心掛けましょう。
  • 妊娠中に感染した場合、胎児の異常(胎児水腫)や流産が生じることがあります。妊娠中あるいは妊娠の可能性がある女性は、できるだけ患者との接触を避けるよう注意してください。

お問い合わせ先

世田谷保健所 感染症対策課  

ファクシミリ:03-5432-3022