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最終更新日 2025年3月25日

ページID 24161

肺炎球菌

肺炎球菌感染症とは

肺炎球菌感染症は肺炎球菌という細菌によって引き起こされる病気です。

症状

肺炎、副鼻腔炎、中耳炎、髄膜炎などの原因となる細菌で、高齢者の肺炎の原因菌として多くを占めるのが肺炎球菌となっています。肺炎球菌は、健康な人の鼻などにも存在し、健康な時は何も症状はありませんが、免疫力が低下すると、肺炎などを発症することがあります。

感染経路

患者の咳やくしゃみなどのしぶきに含まれる細菌を吸い込むこと(飛沫感染)で家庭内や集団内に広がります。
また鼻水などで汚染されたものが他の人の手に触れ、鼻や口の中に入る接触感染もあります。

治療・受診

抗菌薬による治療が中心です。
肺炎、敗血症、髄膜炎等、重症の肺炎球菌感染症では入院治療で全身管理が必要になることもあります

感染予防

  • 肺炎球菌感染症は、ワクチンによって予防可能です。
  • こまめなアルコール消毒や石けんでの手洗いを行い、マスク着用など咳エチケットを心がけましょう。
  • 日常よく触れるものははアルコールや塩素系の消毒剤などで消毒をしましょう。

 

お問い合わせ先

世田谷保健所 感染症対策課  

ファクシミリ:03-5432-3022