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最終更新日 2025年3月25日

ページID 24150

水痘

水痘とは

水痘-帯状疱疹ウイルス(ヒトヘルペスウイルス3型)による感染症で、一般には「みずぼうそう」として知られています。
小児によく見られる疾患です。

症状

感染した10~21日後に38℃前後の発熱、発疹がみられます。発疹は紅斑(皮膚の表面が赤くなること)、丘疹(盛り上がった赤い発疹)、水泡(水ぶくれ)、痂疲(かさぶた)が混在します。
通常軽症で治ることが多いですが、成人では重症になることがあります。
水痘の治癒後も、ウイルスは体の中に潜んでおり、免疫力が低下すると帯状疱疹として再発する可能性があります。

感染経路

水痘は極めて感染力が高く、咳やくしゃみなどの飛沫やエアロゾル粒子に含まれるウイルスを吸い込むことによる感染(飛沫感染・空気感染)、水泡などの病変部への接触で感染することがあります。

治療・受診

小児の軽症例では対象療法を行うこともありますが、病状により抗ウイルス薬(アシクロビル、バラシクロビル、ファムシクロビルなど)を使用する場合があります。

予防方法

  • 水痘は空気感染をするため、隔離のみで感染を予防することは困難です。
  • 予防接種が有効です。2回の接種により軽症の水痘も含めてその発症を予防できると考えられています。
  • 水痘患者に接触した場合は3日以内にワクチンを接種すれば、発病を予防できる可能性がありますので、医療機関へご相談ください。
  • 感染者のケアは水痘に罹ったことがある人かワクチンを2回接種した人が行いましょう。

お問い合わせ先

世田谷保健所 感染症対策課  

ファクシミリ:03-5432-3022