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最終更新日 2025年3月25日
ページID 24157
手足口病は、コクサッキーA群ウイルスやエンテロウイルス71型などによる感染症です。夏、小児を中心に流行することが多いです。
感染して3~5日後に、口の中・手のひら・足の甲や裏などに発疹(赤いぶつぶつ)や水疱(水ぶくれ)が現れます。
発疹は3~7日で痂皮(かさぶた)を残さずに消失します。
高熱になることはあまりありません。
重症化は稀ですが、急性脳炎や心筋炎など重篤な合併症を伴うことがあります。
咳やくしゃみに含まれるウイルスを吸い込む(飛沫感染)、あるいは、手についたウイルスが口に入ること(接触感染)で感染します。
症状がおさまった後も2~4週間、(患者さんの)便の中にはウイルスが含まれます。患者の便を介して手についたウイルスが口に入ることで感染します。
特別な治療法はなく、症状に応じた治療をします。
頭痛や嘔吐、発熱が続く場合は医療機関へ受診しましょう。
口の中に水疱ができ食事がとりにくいため、食事は柔らかく薄味のものにするなど工夫しましょう。
世田谷保健所 感染症対策課
電話番号:03-5432-2441
ファクシミリ:03-5432-3022