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最終更新日 2024年4月1日
ページID 2995
区では、「健康せたがやプラン(第三次)(令和6年度~令和13年度)」に基づき、女性の健康づくりや女性特有の疾病に対する支援の充実などの取組みを推進しています。
厚生労働省では、毎年3月1日から3月8日までを「女性の健康週間」と定め、女性の健康に関する知識の向上と、女性を取り巻く健康課題に対する社会的関心の喚起を図るための国民運動を展開しています。
すこやかな人生を送るために カラダのためにできること~自分のカラダと向き合う、適正体重の大切さ~
女性が生涯を通して、健康で充実した日々を過ごすためには、正しいカラダづくりが大切です。元体操選手の田中理恵さんと、スポーツドクターの能瀬さやか先生が、女性の健康に大切な食事、運動、健康知識についてお話します。正しい情報を身につけながら、自分のカラダのこと、一緒に見直してみませんか?
「骨粗しょう症」と聞くと高齢者がなる病気だと思う方も多いかもしれませんが、実は若い女性であっても、栄養不足、月経不順、運動不足などによって、骨密度が低下して骨粗しょう症を発症したり、骨折してしまう可能性もあります。産婦人科医の善方裕美先生(よしかた産婦人科院長、横浜市立大学産婦人科客員准教授)が骨粗しょう症についてくわしく解説しています。
(補足)上記のページは、スマート・ライフ・プロジェクト ホームページの「健康イベント&コンテンツ」内に掲載されています。
女性の健康は一般的に毎月の月経周期や、思春期・成熟期・更年期・老年期のライフステージと、結婚・育児などのライフイベントに影響されやすいと言われています。このことは、年代によって増減する女性ホルモンの変動による心身の変化や生活環境による影響が大きいことと関連しています。
女性は毎月の月経周期による女性ホルモンの増減と、初潮から閉経に向けて急激に女性ホルモンが増減して停止するという2つの変化を経験します。
現代は出産年齢が上がることに伴い、月経回数が増加しています。月経回数の増加により女性ホルモンの変動に伴う不調(月経痛、月経前症候群(PMS)、片頭痛、子宮内膜症、卵巣嚢腫、乳腺症)など女性ホルモンの変動によって誘発されやすい健康問題が増えています。
また、就労と出産・育児の両立の問題になりやすい不調(子宮内膜症、子宮腺筋症、子宮後屈、乳がん・子宮がん(子宮頸がん・子宮体がん))が、妊娠したい時期に発見されて治療が優先となることがあったり、月経困難症や月経前症候群(PMS)などが安定した就労の妨げとなります。
更年期には女性ホルモンの低下を引き金とした関節や筋肉、脳や心血管、自律神経や免疫機能など全身機能の低下(骨盤臓器脱、微小血管狭心症)などが起こりやすくなります。
女性には男女共通の健康課題であるがんのほか、女性特有の病気があり、特に閉経により女性ホルモンが失われる50代は急激にこのような変化が起こる要注意期間となります。また、男性も40代以降は、男性ホルモンの減少による更年期症状がいつ現れてもおかしくはありません。
男女ともに生涯を通じて健康で明るく、充実した日々を過ごすことができるよう、自分自身の心身の変化や特徴を知ることはとても大切です。
特に、変化の激しい女性については、様々な健康問題を社会全体で総合的に支援していく必要があります。
(外部リンクがない疾患も含め)女性がかかりやすい疾患について詳しく知りたい方は、疾患についてのまとめ(PDF:738KB)を、女性特有のがんについては世田谷区がんポータルサイトを、骨粗しょう症については骨粗しょう症検診を受けましょう!をご覧ください。
また、がん検診をご希望の方は、子宮がん検診のご案内、乳がん検診のご案内をご覧ください。
(補足)背景の折れ線グラフは女性ホルモンのレベル(概念)を表します。
(補足)出展:女性の健康推進室 ヘルスケアラボ
厚生労働省では、女性ホルモンなど、女性特有の要素に着目して研究を進め、生涯を通じた女性の健康確保を支援しています。研究事業の成果の一つとして、病気について自分自身でチェックすべきポイントやライフステージごとの健康の悩みについての対応策などについて、わかりやすく周知し、女性が自分自身の健康状態を認識できるよう、女性の健康に関する情報提供サイト女性の健康推進室 ヘルスケアラボを開設していますので、是非ご活用ください。
更年期障害は、女性の場合は女性ホルモン(エストロゲン)の減少によって起こります。症状の出方は個人差がありますが、体調がよくないと思われる方は更年期障害かもしれません。食事・運動・睡眠など基本的な生活習慣を整えることが症状を軽くする秘訣と言われていますが、体調が悪いと感じる場合は1人で悩まずに医療機関を受診してみましょう。
まずは、セルフチェック(PDF:1,279KB)をしてみましょう!
男性も40代以降は、男性ホルモン(テストステロン)の減少による更年期障害がいつ現れてもおかしくありません。基本的な生活習慣を整え、社会的な役割を持つことで男性ホルモンが低下しづらいと言われていますが、体調が悪いと感じるときは1人で悩まずに医療機関を受診しましょう。
女性特有の健康課題、セルフケア、生活や仕事への影響などについて理解を深めるため、第一生命保険株式会社の協力のもと、女性の健康づくりに関するオンラインセミナーを開催しました。
イベント名 |
男性も必見!カリスマ産婦人科医が教える女性のカラダ ~知っておきたい女性特有の症状と対応策~ |
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開催日 | 令和4年12月14日(水曜日) |
実施内容 | 実施報告書(PDF:289KB) |
世田谷保健所 健康企画課 計画
電話番号:03-5432-2354