このページに知りたい情報がない場合は
世田谷区トップページ > 福祉・健康 > 障害福祉 > 障害のある方もない方も共に生きる社会に向けて > 医療的ケア児等を育てる世帯に応援のエールを!
ここから本文です。
最終更新日 2022年10月13日
ページID 2852
世田谷区では、医療的ケア児支援の取組みを推進するため、皆さまからいただいた寄附金をもとに「世田谷区医療的ケア児の笑顔を支える基金」を創設しました。
現在進行中の医療的ケア児等ときょうだいを対象とした取組みに対する支援や医療的ケア児等世帯の災害支援体制づくりの取組みに対する支援に加え、令和4年度より医療的ケア児等を対象とする支援事業の開設支援にも広げていく予定です。
医学の進歩を背景として、NICU(新生児集中治療室)等に長期間入院した後、引き続き人工呼吸器等の使用、たんの吸引や経管栄養などが必要な医療的ケア児は2019年に全国でおよそ2万人。医療的ケア児は2006年には全国で1万人ほどと言われていましたので、この十数年間で約2倍に増えたことになります。
人工呼吸器や経管栄養などの医療的ケアが必要な子ども(医療的ケア児)を育てる保護者は、毎日様々な介護や医療的ケアに多くの時間を取られるため、医療的ケア児だけでなく、保護者・家族への支援が課題となっています。
医療的ケア児の笑顔を支える基金は、昨年度皆さまからいただいた寄附金をもとに、さらに広く寄附を募り、医療的ケア児とその家族に対する支援の資金として活用させていただきます。寄附文化の醸成を図るとともに、広く皆さんに医療的ケア児とその家族について知っていただくことを目指しています。皆さまからの応援をよろしくお願いします。
医療的ケア児を育てるご家族では、保護者が医療的ケア児の自宅看護などにかかりきりになるため、他の兄弟姉妹(きょうだい)が保護者と一緒に過ごせない淋しい気持ちを我慢したり、家事や介護の担い手になっていたりなど、きょうだいへの支援が課題となっています。
世田谷区では、医療的ケア児ときょうだいの支援のため、医療的ケア児のファミリーをキャンプなどの外出イベント等に招待する事業に取り組んでおり、昨年度は多くの方からたくさんのご寄付をいただきました。
医療的ケア児ときょうだいが外出イベント等を楽しめるようご支援ください。
人工呼吸器や経管栄養などが必要な医療的ケア児は、地震や台風などの自然災害の際、電源装置や消毒液・マスク等の衛生用品確保、避難所や在宅避難等の状況に応じた避難など、いくつもの課題に直面します。医療的ケア児を育てる家族への支援のため、災害時の「共助」の支援体制モデルとなる取組みを支援します。ぜひ、みなさんの共助のなかまになって、応援してください。
保護者が集える場所、きょうだいと一緒に過ごせる場所など、民間の事業所やNPO等の団体が新たに医療的ケア児を支援するための事業や活動を始めたり、通所施設などを開設する際に必要な経費の一部を助成します。
寄附をいただいた方へ、実施報告書と障害者施設自主生産品を翌年8~9月頃にお送りさせていただきます。
過去の実施報告書については下記よりご覧ください。
決済方法:クレジットカード、マルチペイメント決済、納付書、銀行振込等
「東京共同電子申請・届出サービス」の申請フォームへお進みください。
決済方法:納付書、銀行振込
障害保健福祉課で受け付けています。事前にご連絡いただくと、スムーズにお手続きができます。
(区役所 第二庁舎1階5番窓口 電話 03-5432-2242)
決済方法:現金
障害保健福祉課までお電話またはファクシミリにてご連絡ください。
(電話 03-5432-2242、ファクシミリ 03-5432-3021)
決済方法:納付書、銀行振込
世田谷区へ寄附をいただくと、区民の方も区外の方も、寄附額のうち2,000円を越える部分は、住民税等の控除対象(上限あり)となります。
詳しくは、寄附金税額控除についてをご覧ください。
障害福祉部 障害保健福祉課
電話番号:03-5432-2242
ファクシミリ:03-5432-3021