このページに知りたい情報がない場合は
世田谷区トップページ > 福祉・健康 > 障害福祉 > 障害のある方もない方も共に生きる社会に向けて > 世田谷たがいちがいプロジェクト(たがいに拍手、ちがいで握手)
ここから本文です。
最終更新日 2025年6月18日
ページID 24859
世田谷区では、心身の機能に障害のある区民のみならず、様々な状況及び状態にある区民が、多様性を尊重し、価値観を相互に認め合い、安心して暮らし続けられることを目指して「世田谷区障害理解の促進と地域共生社会の実現をめざす条例」を令和4年度に制定しました。
「世田谷たがいちがいプロジェクト」は、条例の制定を受け、障害の有無に関わらず、区民ひとりひとりの魅力を発揮しながら安心して暮らし続けられる「世田谷地域共生社会」の実現に一歩近づくことを目的とするプロジェクトです。
合い言葉は「たがいに拍手、ちがいで握手」。お互いの違いを尊重しあうことで、新しい価値が生まれていくことを楽しめる世田谷へ、という思いがこめらています。
また、本プロジェクトは、「異彩を、放て。」をミッションに、国内外の主に知的障害のある作家とアートライセンス契約を結び、作家が描く“異彩を放つアート”をさまざまな形で社会に送り届ける事業を展開する株式会社ヘラルボニーに委託し、企画から参画していただいています。
プロジェクトを通して、アートを軸に違いを受け入れ楽しんだり、その「違い」自体を価値あるものとしてお互いに大切にしたいと思える体験を発信してまいります。「人と違うこと」を差別や偏見に変えるのではなく、同じことも、違うことも、それ自体を価値あるものとしてお互いに大切にする楽しさに触れる体験を通して、世田谷区に住む約92万人が92万通りの個性と多様性にあふれるまちになることを目指してまいります。
楽しみながら体感していただける取り組みやワークショップを展開してまいりますのでぜひ、ご参加ください。
プロジェクトコピー
たがいに拍手、ちがいで握手
違いがあるって難しい、けどおもしろい。
あなたらしさは、あのひととの違いで見えてくる。
あのひとらしさは、あなたとの違いで見えてくる。
あのひとに拍手をおくれば、あなたへの拍手がこだまする。
握手したいひとが、どんどん増えてく。
さぁ、違いに心を踊らす世田谷へ。
世田谷たがいちがいプロジェクト動画(せたがや動画(YouTube区公式チャンネル)で再生されます。)
プロジェクト公式インスタグラム
ポスターの掲出等、本プロジェクトのPRにご協力いただける商店・団体等を募集しています。(区内に店舗等をもつ商店・団体のみ)
まずは、下記のお問い合わせ先までお気軽にご連絡ください。
「たがいちがい」という名前から着想を得て、極端に太さの異なる2種類の線で構成したオリジナルの文字をデザインしました。異なる個性が共存し、互いを認め合うことで、誰もが心地よく暮らせる社会を築いていく。そんな想いをロゴに込めています。また形状はややワイドな比率とし、「横への広がり」を意識したデザインにすることで、多様なつながりや共生の広がりを表現しています。
アートポスターとロゴタイプポスターを組み合わせで貼ることで、組み合わせによっては多様な表情を作ることができます。プロジェクト思想の共感を表し、多様な人に対して開かれた場所であるということのアイコンとして世田谷区の街並みを彩ります。
メッセージ性を持った美しいアートポスターで、参加したくなる・誰かに伝えたくなるきっかけを作ります。
ダウンロード可能のポスターになります。商店等の店舗で掲出することで、プロジェクトに気軽に参加できます。
(バージョン1) (バージョン2) (バージョン3) (バージョン4)
ロゴポスター バージョン1(PDF) ダウンロード(PDF:41KB)
ロゴポスター バージョン2(PDF) ダウンロード(PDF:41KB)
ロゴポスター バージョン3(PDF) ダウンロード(PDF:144KB)
ロゴポスター バージョン4(PDF) ダウンロード(PDF:52KB)
ワークショップの開催を予定しています。
開催日:令和7年8月24日(日曜日)
開催場所:HOME/WORK VILLAGE(世田谷区池尻2-4-5)
実施内容(予定):アートの創作体験を通じた相互理解を促すワークショップなど
対象者:区内在住、在学、在勤の方
募集期間等は、詳細が決まり次第、掲載します。
タイトル「楽器」
作家名 川邊 紘子/Hiroko Kawabe (滋賀県・やまなみ工房)
彼女は絵画、陶芸とその日やりたい創作に取り組む。絵画においては人、動物、風景等どんなモチーフも迷いなくペンを走らせる。全体像を描くと、ピンク、水色と大好きな自分色に染めていく。モノクロの作品では鉛筆一本を用いて、描いている。濃淡を使い分け塗り進めると、真っ白だった画用紙が次第に漆黒に艶めいていく。モチーフとなったものが、彼女の手によって新たな表情を見せ再構築された作品へと変わる。
タイトル「blue brush-mm2025」
作家名 marina(東京都・個人)
東京都内特別支援学校在学中。お寿司とゲームと、お料理すること、絵を描くことが大好き。シール、スタンプ、ドリッピングなど様々な絵作りをするなか、一番気に入っているものは、古代なのか宇宙なのか未来の言語なのか、彼女なりのタイポグラフィをノート一面に書き綴っているものである。
タイトル「男の人」
作者名 田村 拓也/Takuya Tamura(滋賀県・やまなみ工房)
彼が用いる画材はマーカーが多く、ハガキサイズから全紙サイズの画用紙に動物や人物等をモチーフにし描く。初めに全体像を描くと、あとは一つ一つの色を使い分け、丁寧に線を塗り重ねていく。その作業を繰り返すうち、升目状に四角の鮮やかな色が埋め尽くされていく。彼は毎日同じ時間、同じ場所、同じリズムでこの作業を淡々と繰り返していく。あまり人と関わる事を好まず、いつも一人物静かな彼だが、創作中、絵を眺める表情からは秘めたる情熱を感じさせる。多くの展覧会に出展する事を目標にしている彼、新たな展覧会を目標にし今日もペンを握っている。
タイトル「無題」
作家名 福井 将宏/Masahiro Fukui(鳥取県・アートスペースからふる)
モチーフを見ながらアクリル絵具で描くというのが彼の制作スタイル。長年花をモチーフに描いており、近年は 一つの花にこだわり何か月も同じ花を描き続けることがある。色や形を単純化して構成する画面の構成力も魅力である。太筆で描き進める作品は、愛らしく、見る人を優しい世界へ連れて行く。一方、マジックペンで大胆に表現されるオリジナルの「福井フォント」が使われた作品は凛然とした雰囲気を纏い、見るひとの目を惑わせる。
障害福祉部 障害施策推進課 施策推進
電話番号:03-5432-2426
ファクシミリ:03-5432-3021