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世田谷区トップページ > 住まい・街づくり・環境 > 環境 > 環境に関する計画・方針等 > 脱炭素地域づくり > エフエム世田谷で「SEIJO GREEN CITY」の取組みが紹介されました!
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最終更新日 2026年6月10日
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このたび、エフエム世田谷のラジオ番組「世田谷情報セレクト」で、成城地区で進める「持続可能な地域づくり “SEIJO GREEN CITY”」の取組みについて紹介していただきました。
放送では、SEIJO GREEN CITYの考え方や、エネルギー、みどり、住まい、若い世代との連携などについてお話ししました。
なお、放送はすでに終了していますが、番組内で紹介した主な内容を本ページでご紹介します。
A:世田谷区では、成城地区をモデル地域として、脱炭素をきっかけに、地域の魅力や暮らしやすさを高めていく取組みを進めています。
ここでいう「脱炭素」とは、二酸化炭素の排出をできるだけ減らし、環境に負荷をかけない暮らし方や地域づくりを進めていくことを指します。
この取組みは「SEIJO GREEN CITY」という名称で、昨年の令和7年度から本格的にスタートしました。
脱炭素とは、日々の生活の中で二酸化炭素を減らす選択をしていくことなんです。
ただ、脱炭素というと、どうしても「電気をこまめに消す」といった省エネや、「太陽光パネルを設置する」といった再エネ・創エネといったイメージを持たれる方もいらっしゃると思います。もちろんそれらも大切ですが、私たちが目指しているのは、それだけではありません。
エネルギーに関する取組みだけでなく、成城の豊かなみどりや落ち着いた街並み、地域のつながりといった魅力を活かしながら、みどりや住まい、防災に教育や、コミュニティづくりなども一体的に進めて、100年先も豊かで暮らしやすい“持続可能なまち”をつくっていくことを目指しています。
また、成城地区での活動で得られた成果を、将来的には世田谷区内の他の地域にも広げていきたいと考えています。
A:エネルギー分野では、主に「再生可能エネルギーを増やすこと」と「地域の中で電気を上手に使うこと」に取り組んでいます。
世田谷区は多くが住宅地ですので、大きな発電所をつくるというよりも、住宅の屋根などを活用した太陽光発電が重要になります。そこで、自宅に太陽光パネルや蓄電池を設置した場合に、どのくらいの費用が必要なのか、どのくらい発電ができて、電気代がどれくらい下がるのか、などをシミュレーションし、お届けする事業を行いました。
また、既存の戸建住宅の屋根に太陽光パネルを設置して、発電状況などを検証する実証事業も行っています。製品自体が薄くて軽いパネルで、屋根に穴を開けずに設置ができたり、ガラスレスで廃棄がしやすかったりするなど、既存の住宅にも取り入れやすい製品の普及を検証しています。
また、特徴的な取組みとして、区内の住宅の太陽光発電で余った電気を、区内で活用する実証事業があります。これは、区内の住宅で発電して使い切れなかった電気を買い取り、他の区民の方に「せたがや産の再エネ電気」として使っていただく、電気の地産地消の仕組みです。
いわば、地域の中で電気を分かち合う取り組みなんです。
現在、電気を売る側のモニター参加者が約160件、電気を買う側のモニターが約70件参加しており、電気料金を安く抑えられるかやCO2削減の効果を検証しています。
脱炭素は特別な人だけが取り組むものではありません。リスナーの皆さんでも、エネルギーを賢く使って、家計にも環境にも優しい暮らしを無理なく始められますので、出来る範囲で、『ご自宅の電気の使い方や、電力メニューの選び方、太陽光発電の活用など』をぜひ考えていただきたいです!
A:SEIJO GREEN CITYの事業では、若い世代との連携をとても大切にしています。
脱炭素や気候変動は、将来世代に大きく関わるテーマです。そのため、若者が単に学ぶだけではなく、自分たちで考え、発信し、地域と関わる機会をつくることを意識しています。地域の大学や高校などと連携しながら、さまざまな形で脱炭素の取組みを進めています。
例えば、「成城の緑をどう守り、新しく生み出していくか」といった大学生のゼミ研究へ協力しているほか、緑の価値を見える化する研究についても連携して進めました。
また、高校生とは、脱炭素をテーマにした課題研究を一緒に進めたり、太陽光パネルや蓄電池を使った展示のイベント運営を行うなど、楽しみながら学べる取組みを行っています。
さらに、昨年度(令和7年度)は、高校生が主体となって、SNS動画の制作やイベント企画、啓発グッズのアイデアづくりにも取り組みました。生徒の皆さんは、脱炭素を“地域づくり”として進める意義を予め学んだうえで、若者として、どのように地域に発信すれば伝わるのか、どんな企画なら人が関心を持ち、行動につながるのかを自分たちで考え、企画し、制作まで行いました。
若い世代の発想はとても柔軟で、私たち行政にとっても多くの気づきがあります。環境問題を難しいテーマとしてではなく、地域の魅力や日々の暮らしと結びつけながら、自分ごととして考えてもらうことが大切だと感じています。
A:成城の大きな魅力の一つは、やはり豊かなみどりです。
みどりのある風景は、心をほっとさせるだけでなく、夏の暑さを和らげたり、生きものを育んだりと、成城の暮らしやまちの魅力を支える大切な財産です。
SEIJO GREEN CITYでは、こうしたみどりの役割や環境への効果を“見える化”し、無理なく続けられるみどりづくりを応援しています。実際に、地域の民有地などを対象にしたみどりづくりの支援や、庭の手入れをがんばりすぎない「いいあんばい」のコツを学べる講座といった取組みも行っています。みどりの価値が実感できることで、それを守り育てようという動きが広がり、地域への愛着や日々の環境への気づきにもつながっていくと考えています。
今後も、こうした取組みや情報発信を通じて、“いいあんばい”のみどりを地域に広げていきたいと考えています。身近なみどりを育て、守っていくことが、成城らしいまちを未来につなぐことになります。
世田谷区は90万人以上が住む住宅都市ですので、「住まい」は重要なテーマです。これからのサステナブルな社会では、「壊れたら建て替える」のではなく、「適切に手入れをしながら快適に長く使う」ことや、暮らしの中で使用する電気やガスといったエネルギーも、家計や環境に負担が少ない選択をしていくことが大切になってきます。
例えば、
などを行うことで、結果的に住まいにかかる総費用を抑えやすくなったり、夏涼しく冬暖かい 、雨漏りやカビを防げる、地震への備えを維持できるなど、住み心地や安全性も保ちやすくなります。住宅を定期的に点検して、適切なメンテナンスを行うことは、住宅の寿命を延ばし、資源やエネルギーの無駄も減らすことになるので、環境負荷の軽減にもつながります。
昨年度は、住宅診断の専門家がお家の状態を診断する「ホームインスペクション」を小規模に行いました。住宅診断をきっかけに、住まいの安心・安全や快適性の向上や、省エネ・創エネ化を一緒に考えてもらう取組みです。
診断を受けた方からは、「現状の家の悪い点を明確にしてもらえ、とても価値があった。リフォーム業者とは利害関係のない第三者が見てくれる点が非常に良かった。 」という声がありました。
今後も、区民の皆さんの一番身近な「住まい」に着目したサステナブルな取組みを検討していきます。
持続可能な地域づくりを目指す「SEIJO GREEN CITY」は、行政だけで進めるものではなく、地域の皆さん、学校、事業者、さまざまな方と一緒につくっていく取組みです。その中心にあるのが「脱炭素」という、二酸化炭素を減らす環境によい行動のテーマで、私たちの暮らしに深く関わる重要な視点です。
脱炭素という言葉は少し難しく聞こえるかもしれませんが、実は毎日の暮らしと深くつながっています。電気の使い方を見直す、再エネ電気を選ぶ、住まいの断熱を考える、庭やベランダのみどりを大切にする、地域のイベントに参加してみる。そうした一つひとつの行動が、未来のまちづくりにつながります。
成城での取組みをモデルに、世田谷区全体へ「環境にやさしく、暮らしやすいまち」をより一層広げ、加速していきたいと考えています。
ぜひリスナーの皆さんにも、身近なところから脱炭素に関心を持っていただき、一緒に持続可能な未来をつくっていければと思います。

パーソナリティの山下さん、エフエム世田谷のキャラクター「DJせたはち」と記念写真
環境政策部 気候危機対策課
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