災害に強い公共施設づくり特集号（4面）

砧地域の防災拠点となる砧総合支所・区民会館の整備が進んでいます

平成21年3月に完成予定の砧総合支所・区民会館は、区民の活動・協働・交流の拠点、区民の皆さんが便利で使いやすい行政サービスの拠点、そして地域の安全・安心の拠点として建設を進めています。

建物は、大きな地震にも耐えられる設計で、強固な耐震構造となっています。また、電気系統を2本とするほか、長時間対応の非常用発電設備や通信機能を確保するなど、災害対策の機能を強化しています。

災害時には、災害対策地域本部を設置し、地域の防災拠点となります。また、区民会館のホールは平床式の可動席として、緊急援助物資の集積所として活用することができます。

お問い合わせ先

砧総合支所地域振興課 電話番号03-3482-1323 ファクシミリ03-3482-1655

避難所となる学校の耐震化も着実に進めています

学校は、子どもたちにとって一日の大半を過ごす学習・生活の場であり、地域のみなさんの大切なコミュニティの拠点でもあります。

区は、区立小・中学校の耐震化について、災害時には避難場所として利用されることも考慮し、平成21年度までに耐震化を完了させることを目標に取り組みを進めています。すでに、すべての学校の耐震診断は終了していますが、耐震性が確保されていない建物については、補強や建て替えなどの対応を行っています。

耐震化を行う方法は、建物の柱や壁などを補強して耐震性を確保する「耐震補強」、校舎の一部を建て替える「一部改築」、全体を建て替える「全面改築」などがあります。それぞれの学校の状況に応じた手法を検討し、耐震化を進めています。

平成19年度は、9校で耐震補強を実施し、一部改築は3校、全面改築を3校で行っています。

今後、平成21年度までに、16校の耐震補強、6校の一部改築、6校の全面改築にそれぞれ取り組み、すべての学校の耐震化を達成していきます。

お問い合わせ先

施設課 電話番号03-5432-2661 ファクシミリ03-5432-3028

子育て施設でも災害に強い施設づくりを進めています

区では、「東京で一番子育てしやすいまち」の実現をめざして、区民の皆さんの子育て支援を進めています。

保育園をはじめとする子ども関連施設は、子どもたちが日々過ごす施設であり、安全で快適な環境が求められています。老朽化した施設については計画的な改修や改築を進めています。

平成20年度中には松沢保育園の改築工事が完了し、用賀、八幡山保育園についても、新たな整備を検討しています。

また、現在、「（仮称）大蔵二丁目複合型子ども支援センター」や「子育てステーション烏山」の建設を進めていますが、これら子育て関連施設についても、災害に強い施設づくりを進めています。

お問い合わせ先

児童課 電話番号03-5432-2310 ファクシミリ03-5432-3016