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最終更新日 2024年9月19日
ページID 1108
せたがや未来の平和館の最新の展示、過去の様々な展示について紹介します。
展示はすべて館内「へいわのひろば」(多目的室)で展示しています。入場は無料です。
展示期間:令和6年9月13日(金曜日)~9月29日(日曜日)
平和をテーマに絵本画家いわさきちひろさんのパネル展を開催します。広島で被爆した子どもたちが綴った詩や作文にちひろが絵を描いた絵本『わたしがちいさかったときに』(童心社)、自身の体験した戦争とベトナム戦争の子どもたちに思いを馳せた絵本『戦火のなかの子どもたち』(岩崎書店)などから複製画を展示します。世界で紛争の絶えない今、展示を通して、子どもたちが安心して暮らせる平和な未来について考えてみませんか。
会場では、映画『いわさきちひろ27歳の旅立ち』(96分)をリピート上映いたします。
展示風景
展示期間:2024年8月25日(日曜日)~9月8日(日曜日)
令和5年度企画展「関東大震災100年から考える『災害と平和』」(令和5年9月1日~9月30日開催)の一部を再展示します。
今から 101年前の 9 月 1 日に発生した関東大震災は、首都圏に死者 10 万人、住居焼失者 200 万人を超える日本の地震災害史上最大の被害をもたらしたと言われています。そして人々の中で流言(デマ、根拠のないうわさ)が広がり、朝鮮人等が殺傷される事件も発生しました。非常時の誤情報によって他者を傷つけることを防ぐために、現代でも必要とされる情報への向き合い方や、非常時だからこそ求められる「平和」について考えてみましょう。
関東大震災から101年の節目を迎えました。
M7. 9の巨大地震は、十万人を超す死者行方不明者を出しました。おびただしい数の家屋倒壊、焼失によって逃げまどい、災害の犠牲になられた方々を思うと、悲しみに胸が締め付けられる思いがします。
また、震災直後の混乱の中で流言蜚語(デマ)が流布され、「朝鮮人が襲ってくる」「暴動を起こしている」等の煽動が広がり、自警団を中心に朝鮮半島出身者等を狙った襲撃や撲殺事件等が起きました。
残念ながら、世田谷区内でも同様の事件が起きました。改めて、犠牲になられた方々の無念と最愛の肉親を失った遺族の心情に思いを巡らす時、心からの哀悼の念を表したいと思います。同時に、我が国の歴史の中でも稀に見る痛恨事を振り返り、二度とこのような流言蜚語による殺戮が起きることのないように、次世代に語り継いでいく責務があります。
関東大震災直後に起きた惨劇の記憶を刻み、命と人権の尊さに思いを馳せ、犠牲となられた方々に心からの追悼を捧げます。また、すべての区民が安心して暮らせる社会としていくために、尊厳に配慮した災害対策の更なる強化に取り組んでまいります。
2024年9月1日 世田谷区長 保坂展人
展示期間:令和6年8月4日(日曜日)~8月23日(金曜日)
「ヒロシマ・アピールズ」は、言葉の壁を越え、デザインの力で平和を訴えるために、毎年1枚、日本を代表するデザイナーがポスターを制作し、国内外に発信する活動です[主催:広島国際文化財団、ヒロシマ平和創造基金、日本グラフィックデザイン協会(JAGDA)]。純粋に中立な立場から「ヒロシマの心」を表現するこれらのポスターは、今年で28作目になります。
今回、世田谷区平和都市宣言事業として、日本グラフィックデザイン協会にご協力いただき、歴代のポスターの一部を展示します。ポスターに描かれた平和のメッセージをぜひ見にいらしてください。
協力:日本グラフィックデザイン協会
展示期間:令和6年8月4日(日曜日)~8月23日(金曜日)
資料館に見学に来た区内の小学生に「戦争の時うちの地域どうなってたの?」と質問されたが、資料は地域によってばらつきがあり、うまく答えられなかった経験があります。体験者が年々少なくなっていく中で、これからの平和教育のために、身近な地域生活につながる歴史を残していきたいと思っています。
今回の企画展では、今まで散在する資料を整理し、実物や写真などに合わせて、戦跡と戦時中の証言エピソードを、世田谷区の地図に落としていきます。
戦時中や終戦直後の体験談や戦時中の物品・写真なども募集しています。
展示風景
戦争体験の場所が分かる世田谷区の地図
語り部のお話会とギャラリートーク
日時:2024年7月27日(土曜日)13時半~15時
テーマ:世田谷の空襲や学童疎開・女学校での勤労動員体験
大学生と高校生が聞き手となり、語り部の増田さんの話を伺いました
まち歩きツアー:語り部に会いに行こう
日時:2024年5月19日(日曜日)10時~12時
ルート:三宿地区会館集合~代沢一丁目~池尻~平和資料館
(空襲に遭った淡島通りや池尻エリアの戦跡を回ります)
語り部の丹後さんに旧陸軍獣医学校周辺を案内していただきました
展示期間:令和5年12月15日(金曜日)~令和6年1月31日(水曜日)
兵力不足を補うため、理系を除く大学生や高等専門学校生も徴兵されることとなった、いわゆる「学徒出陣」が今年で80年になります。「わだつみのこえ」を代表する学徒たちの遺書や手記、そして世田谷区に関係する大学で保存された学史資料から、当時の情勢や、徴兵制度、戦場に行った学生たちの体験と思いを紹介しました。
展示協力:わだつみのこえ記念館、国士舘大学 国士舘資料室、青山学院資料センター、日本大学広報部広報課(大学史編纂)、昭和女子大学 戦後史史料を後世に伝えるプロジェクト
語り部の体験から学ぶ「学徒出陣」お話会
日時:1月21日(日曜日)13時~14時
語り部:中村昭三さん(語り部)
対象:どなたでも
定員:12名
「戦争に行くとは」若者と考えるワークショップ
日時:1月28日(日曜日)14時~16時
講師:室田元美さん(ルポライタ―)
対象:10代~20代
定員:12名
展示期間:令和5年9月1日(金曜日)~9月30日(土曜日)
災害がもたらす「平和ではない状態」を紹介しながら、100年前の関東大震災において流言飛語(デマ・根拠のないうわさ)により朝鮮人等が殺傷された事件を取り上げ、非常時の誤情報によって他者を傷つけることから、現代でも必要とされる情報への向き合い方を展示しました。平常時の社会に根付いた暴力が災害時にどのように行われたり、または放置されることについて、関東大震災から近年までの災害の経験を手がかりに、非常時だからこそ求められる「平和」について、来館者の皆様と一緒に考えてみました。
詳細は企画展のダイジェスト版「関東大震災の記録(PDF:1,479KB)」をご覧ください。
展示期間:令和5年5月26日~7月31日開催
誰もが自分らしく生き生きと暮らせる社会をつくっていくために、ジェンダーの視点からどんな「平和」を考える企画展でした。企画展に合わせてミニワークショップも実施しました。
令和5年3月3日金曜日~5月12日金曜日
昭和女子大学戦後史史料を後世に伝えるプロジェクトの学生たちが栗林一路さんの日記を紹介しました。几帳面に書かれた本人の体験と思いから、戦時と日常をつなげて考えさせられる展示でした。
「平和へのメッセージ展」では、来館者の方に平和の木にメッセージを書いていただいていました。来館の皆様の平和への思いがつづられた葉や鳥の用紙で「平和の木」が大きくなっていきます。「平和の木」へのメッセージは企画展終了後も館内や世田谷美術館での地域巡回展で、ご来場の方に書いていただきました。
令和4年7月21日~8月31日まで。
毎年、平和資料館では中学校巡回展を行っています。9月からの中学校巡回展の前に、太平洋戦争や平和教育、SDGsを取り入れた内容のパネルなどを、平和資料館多目的室で企画展として展示しました。
令和4年3月2日~6月30日まで。
「平和」をSDGsという視点から考えていただく機会として、企画展「せたがやの未来の平和をSDGsで考えよう」を開催しました。人権をめぐる様々な論点や、世田谷区民の暮らしに関わる諸問題などに触れるほか、世田谷区が現在行っている取り組みについても紹介しました。また「未来の平和のためにあなたがやっていることややろうとしているSDGsは何ですか?」のアンケートでは多くの方にご記入いただきました。
令和3年12月1日から令和4年1月31日まで。
川崎市平和館との連携事業として、コロナ下の気持ち展を開催しました。川崎市平和館から、コロナ下で感じたことについての多数のイラストをお借りした他、ご来館いただいた多くの方々にイラストを描いていただくことができ、大変充実した展示となりました。
また世田谷区内の青少年交流センターにもご協力いただき、区内の子どもたちの作品もたくさん展示することができました。
令和3年3月13日から9月5日まで。
1964年東京オリンピック組織委員会で仕事をされていた方からお借りした貴重な写真や物品を展示し、当時のストーリーから未来へ受け継ぐレガシーを紹介しました。
令和2年12月7日から令和3年1月27日まで。
川崎市平和館との連携事業として、戦時下における川崎市の人々の生活の様子を伝えるパネルをお借りし、展示を行いました。
令和2年3月20日から9月6日まで。
戦争で実現しなかった「幻の東京オリンピック」をはじめ、オリンピックの歴史を当時の世界情勢から見てることができる展示を行いました。
令和2年1月18日から3月15日まで。
戦争中、一番の娯楽であると同時に、国民の間に戦争に対する共通認識を持たせるための媒体としてもあった映画パンフレットの展示を行いました。
生活文化政策部 平和資料館
電話番号:03-3414-1530
ファクシミリ:03-3414-1532