令和7年4月の「区長の談話室」(ゲスト:大塚 勇氏、島添 琢磨氏)
令和7年4月の区長の談話室
令和7年4月6日・13日放送 区長の談話室「特殊詐欺、闇バイトにご注意を!」
※4月13日は6日の再放送です。
危機管理部長の大塚 勇氏と地域生活安全課長の島添 琢磨氏をゲストに、「特殊詐欺、闇バイトにご注意を!」をテーマにお送りしました。
特殊詐欺や闇バイトが社会問題になっています。警視庁によると都内の特殊詐欺被害の認知件数は、令和6年の1年間で3,494件と過去最高で、被害額は過去最悪の約153億円となっています。また昨年来、いわゆる闇バイトに強盗事件も多発しました。安全な区民生活が脅かされるなか、区でも警察と連携して対策に取り組んでいます。最近の詐欺の手口や有効な対策、令和7年度から始まる「住まいの防犯対策サポート事業」などについて、対談しました。
テーマ・ゲスト紹介
- パーソナリティ:保坂展人区長、今日もよろしくお願い致します。
- 区長:よろしくお願いします。
- パーソナリティ:今日はいま社会問題になっています「特殊詐欺、闇バイト」についてお送りしていきます。早速ゲストをご紹介しましょう。世田谷区危機管理部長の大塚勇さんです。よろしくお願いいたします。
- 大塚氏:よろしくお願いします。
- パーソナリティ:もうお一方、同じく世田谷区危機管理部地域生活安全課長の島添琢磨さんです。よろしくお願いいたします。
- 島添氏:よろしくお願いします。
- パーソナリティ:ではまずはじめに区長、大塚さんと島添さんは区役所でどのようなお仕事をされていらっしゃるのかという事を教えてください。
- 区長:はい。危機管理部というのがありまして、自然災害から犯罪対策まで区民の安全を守る体制を常に作っています。大塚危機管理部長、島添危機管理部地域生活安全課長ということで、このテーマでは欠かせないお二人であります。
防犯の重要性、被害の状況
- パーソナリティ:はい、わかりました。早速テーマに移っていきたいと思うのですが、今日のテーマ、今問題になっているという特殊詐欺、闇バイトについてという事なんですが、改めて区長、最近特に防犯の重要性について感じるのですが。
- 区長:そうですね。防犯という事で言うと世田谷区に隣接する狛江市の多摩川沿いの住宅で90歳の女性が脅されてしかも殺されてしまったという事件が衝撃的でした。一昨年前だったかと思いますが。それは結局はフィリピンからルフィと名乗る一味が遠方から指示して闇バイト、バイト感覚で登録して何をやるんだかよくわからずに巻き込まれたというか、犯罪の実行部隊になった人たちを操ってやっていた犯罪だと。いつ何時世田谷区内でこれが起こるかわからないという危機感が区民の間に、大変不安も含めて強いと思います。他方、特殊詐欺も令和4年の被害額が約200件で4億円だったんですが、昨年令和6年は213件でなんと22億8千万円もの被害額が出ているということで、件数が減らない、それから本当に絨毯爆撃のようにあらゆる電話番号がわかるものについて電話をかけてきているというような中で、あとでお話が出ると思いますが、単なるオレオレ詐欺だけじゃなくて色々ストーリーがあって登場人物が出てきたり、演出があったり、これ本当なんじゃないかと疑わずに騙されていたことに気づくのが全部盗られてしまってからというケースが多いようです。
- パーソナリティ:わかりました。では、それはどのような状況かという事を、まずは把握することが大事だと思うのですが、大塚さん、世田谷区内での特殊詐欺や闇バイトの状況について教えていただけますでしょうか。
- 大塚氏:はい、今区長の方からもお話させていただきました通り、区内の特殊詐欺の現状を少し細かく説明させていただきますと、発生件数、被害額いずれも増加傾向になっています。令和6年の発生件数でいくと213件という事で前年に比べて43件の増加という事になっています。また被害金額は約22億8千万円ということで、これも前年に比べて12億5千万円増加をしているという事で、特殊詐欺の手口も年々巧妙化していて、一件あたりの被害額も大きくなって非常に甚大な被害が起きているというような状況です。これは決して世田谷区内だけの問題ではなくて、全国的にも特殊詐欺の被害というのがかなり大きくなっていまして、令和6年で言うと全体で2万1千件という事で、被害額が約720億円という事になっています。やはり被害は大都市圏に集中しています。例えば東京都だとか大阪府、神奈川県、埼玉県、愛知県、兵庫県、千葉県で全体の発生件数の60%を占めているというような状況になっていますね。闇バイトはもうご存じだと思うんですけれども、SNSですとかインターネットの掲示板などで、即日即金だとかホワイト案件だとか高額バイト高額収入などといった甘い言葉を使って勧誘して、若者を犯罪に加担させる手口という事で、区長から狛江の話もありましたけれども、昨年8月以降に関東中心として闇バイトをきっかけにした強盗事件が相次いでいるという事で大きな社会問題になっています。
- パーソナリティ:そうですね。特殊詐欺は本当に注意しなくてはいけないという事はたくさん報道されていて、皆さんわかっているのにも関わらずこうやって被害が増えてきているという事で、島添さん、現状についてどんなふうにお考えですか。
- 島添氏:はい。特殊詐欺というのは親族や警察官などを装って、主に高齢者をターゲットに現金をだまし取る悪質な犯罪です。犯人側は指示役、掛け子、受け子、出し子などの役割を組織的に行っており、近年ではさらに手口が巧妙化悪質化するなどしており、また一件あたりの被害金額も増加傾向にあるため、区としても大変重要な課題としてとらえておりまして、区内の警察等と関係機関と連携しながら各種対策を行っているところです。
特に注意したい3つの特殊詐欺の手口
- パーソナリティ:今、島添さんの方から高齢者をターゲットにというお話もありましたが、最近だと区長、高齢者だけではなく本当に誰でも詐欺にあう、被害に遭う、そういうケースも増えているという風に聞くのですが。手口を教えていただけますか。いくつかあると思うのですが、これを聞いておくだけで、皆さん、あ、詐欺だとわかる事にも繋がると思いますのでひとつずつ簡単に教えていただいてよろしいでしょうか。
- 島添氏:はい、手口は大きく分けて10あると言われているのですが、今からご紹介する3つの手口はオレオレ詐欺、還付金詐欺、架空料金請求詐欺、この3つだけでも区内での発生の実に9割以上を占めているので、今から3つ絞ってご紹介したいと思います。まずオレオレ詐欺。これは従来息子や親族等を語って、大事な書類が入った鞄をなくしたのでこのままだと会社に大きな損失をあけてしまうというような語りで電話をかけまして、それを聞いた親族、祖父母等がこのままでは息子が首になってしまうという事で現金を用意するなどの手口があったんですけれども、これに加えまして昨年の夏以降からですね、警察官を語って電話してきて、あなたの名義の銀行口座が犯罪に使われていると。このままだとあなたも共犯者になりますよという事で脅かされて、不安をあおって、さらに通信アプリに導入するなどして逮捕状を見せるなどして、このままだと本当に逮捕されると、被害者の方が驚いてしまって犯人の言うとおりになってしまって、じゃあどうしたらいいんですかということで、あなたの口座を調べますと。今から言う指定の口座に現金を全部移してください等と言われて、要は根こそぎネットバンキング等利用して犯人の管理する口座にお金が移されると、そういったような手口が増えていると。先ほど若者にという話もあったのですが、今これ実は携帯電話とかにもかかってきているような状況でして。そういったことで世代にかかわらず幅広く被害者になりつつあるということで件数も伸びていますし、先ほど申し上げたようにネットバンキングを使うという事で一件あたりの被害金額も多くなっているという状況です。
- パーソナリティ:スマートフォンに本当じゃないところからの銀行の詐欺のメールが届いて、そのまま移してしまって全部盗られたという30代の男性が私の周りにもいますけれども、やはりそれは誰でも起こり得るという事になりますよね。そして還付金詐欺もまだあるということですよね。
- 島添氏:はい、還付金詐欺も一定数の発生がございまして、この手口というのは役所の職員をかたって、あなたのお宅に封筒が届きましたよね、その手続きを今しないと医療費の還付金、これが戻らなくなるんですよと、今すぐ手続きを行ってくださいということで、これもやはり焦らせて、じゃあどうしたらいいんですかという被害者に対して、最寄りのATMに行ってください、そちらで手続きができますという事で犯人の言うがままにATMに誘われて、さらにATMに着いたらコールセンターに電話してくださいという事で犯人側が指定する電話番号を教えられます。もちろん犯人側の電話なんですけれども。銀行に着いたらそこに電話をかけてコールセンターを名乗る犯人の指示通りにATMの操作をすると、いつの間にか犯人側の口座に現金が送金されているという、そういった手口でございます。これもまだまだありますので非常に気をつけなきゃいけない手口になります。
- パーソナリティ:はい。そして架空料金請求詐欺。
- 島添氏:はい、先ほど紹介ありました、NTTファイナンスなどをかたった電話やメール、これがいわゆる架空料金請求詐欺になっておりまして、他にもNTTファイナンスだけでなく、アダルトサイトであったり、有料サイトやアプリ、コンテンツなどをかたった業者から未納料金があります、このままだと法的措置に発展しますよと焦らせて、どうしたらいいのかという心理状態になったところで言うとおりにさせられる。あとはパソコンを使っていると画面上に、あなたのパソコンはウィルスに感染しました、つきましては今から申し上げるサポートセンターに電話してくださいという事で、こちらも犯人の利用する電話に誘導されて、今からあなたのパソコンを遠隔操作で見ますのでアプリを導入しますからという事で、そのアプリを導入しましたら自分の個人情報は犯人側に持っていかれたり、今からサポートする代金を払ってくれという事で、電子マネーを近くのコンビニとかで購入させられて、それで犯人側にその番号を送ったら犯人側の資金になるといったようなサポート詐欺と呼ばれる架空料金請求詐欺も横行しているという状況です。
- 区長:なんか音が出るんですよね。サイレンみたいな。
- パーソナリティ:焦らせるという。
- 区長:ちょっと焦ってしまうんですよね。その時はもう電源を切っておしまいという事を覚えておいて欲しいですよね。
- パーソナリティ:そうですよね。パソコンの中のものが全部消えてしまったらどうしようとか思ってしまってついつい電話をしてなんとか続けられる方法はないかと、やっぱり人間は思ってしまいがちですけれども、それは詐欺だという事ですね。区長、今色々な例をお話いただいたのですが、最近本当にその他にも海外の電話番号を使っていたりとか、警察の番号を使っていたりとか、本当に手口が沢山出てきていると思うのですが。
- 区長:そうですね、いきなりお金がというのはちょっと怪しいなと思いがちなんですけれども、SNS全盛時代なので若い人だけじゃなくて50代60代の人もYouTubeを見て情報を収集したり、Xとかラインとか様々やっていると思うんですね。そういった中で著名人が、例えば亡くなった森永卓郎さんがこれだけお勧めしますみたいな動画が上がっていて、顔もAIでちゃんと声とかも複製できますので。その著名人が勧める投資に入れ込んだらそれは詐欺だったという、いわゆる投資型詐欺というのもかなり巧妙になってきていて、やっぱり投資で少しでもお金を増やしたいと思っているところを突いてくる詐欺だったり、やっぱりロマンス詐欺といってね、恋愛感情を刺激するような巧みなやり取りの中でいつの日かお金を送ってくれという話が自然に出てくると。疑わずに送っていたらそれは詐欺でしたと。でも、ミャンマーのタイ国境近くに犯罪タウンですよね、1万人くらいいるっていう。世界各国から。それが全部それぞれの国に向けてやっていると。もはやこのネットや電話を使った詐欺というのは世界的にまん延していて、とにかく自衛手段というのは共通だと思うんですけれども、怪しい電話には出ない、録音する。それから携帯電話などに、私にも毎日来ますよ、覚えのない未払いですとか、荷物が届こうとしています、支払いがとか。絶対開けないことですね。全部消していくという事をしていくという、自衛手段みたいなものも少し広げないといけないですね。
特殊詐欺への対策~相談は世田谷区特殊詐欺相談ホットラインへ
- パーソナリティ:そうですよね。具体的に島添さん、対策というのを教えていただいてよろしいでしょうか。
- 島添氏:今、区長の方からだいぶお答えをいただいたのですが、まず詐欺のはじまりというのは自宅にかかってくるアポ電、いわゆるアポイント電話、これから始まることが非常に多いという事なので、区長もおっしゃったように、知らない電話に出ないという事ですね。そういうことでまず何をするかというとナンバーディスプレイのある機能がある電話に変えるですとか、迷惑電話防止機能が付いた電話に変えるとか、まずそういったところから対策をしていただくこと。あと簡単な対策としましては、いわゆる留守番電話の設定にするという事ですね。かかってきた電話にすぐ出ないと。あとからかかってきた電話番号ですとか録音の内容とかを聞きまして、それに応じて本当に必要な電話にだけ折り返すといったかたちが有効かなと思います。
- パーソナリティ:詐欺の事で電話がかかってきたとしても、もしも留守番電話に録音されたとしてもその場で聞いていないと焦らないので、一旦考えることができることにもつながりますよね。
- 区長:あと犯人側が、自動通話録音機というんですけれども、これは世田谷区の区民の方が欲しいと言えば高齢者の方は警察でも、また、まちづくりセンターでも貸してあげているんですね。まず通話録音されていますというガイダンスが流れてご用件をという、これだけでも相手が切ってしまう確率が非常に高いので、声を残してしまうと逆に証拠になっちゃうので非常にこれは有効だと言われています。
- パーソナリティ:そのほかにもありますか、島添さん。
- 島添氏:はい、その他にですね、先ほど国際電話というお話がございましたが、今、国際電話を全く利用しない場合は外国からかかってくる電話を遮断しようという事ができるそうなんですね。組織ですと、国際電話不取扱受付センター、ちょっと聞きなじみがないんですけれども、そういったところを活用して自分で電話してもいいですし、今ですと最寄りの警察でも手続きをしてくれるということですので、簡単な紙一枚に申請書を書いて郵送するだけで国際電話からの電話を遮断できるという事ができますので。先ほどから国際電話の特殊詐欺、これが多いという事なんですが、最近の報道ですと犯人側のかけてくる電話の6割くらいが国際電話ということです。
- パーソナリティ:先ほど区長のおっしゃったミャンマーのところというのもあるのかもしれないですけれども。わかりました。今教えていただいたように気を付けることもあるのですが、もちろん各自が気を付けるという事も大事ですが、区としても防止対策に取り組まれているという事なんですが、大塚さん、そのあたりいかがでしょうか。
- 大塚氏:はい。世田谷区では今区長の方からお話をさせていただいた特殊詐欺の被害防止に大変有効な固定電話の自動通話録音機、これを高齢者のいらっしゃる世帯に無料で貸し出しをしているという事が大きな事業かなと思っています。これ以外にも区内の一部ATMコーナーには特殊詐欺の犯人と被害者の携帯電話での通話を遮断するための機器、携帯電話抑止装置というものを取り付けています。また青色回転灯を装備したパトロールカーで24時間365日区内を防犯パトロールしているんですけれども、特殊詐欺のいわゆるアポ電ですね、それがあった地域に急行して注意喚起の広報を実施しますので、こういう広報にも注意していただいて、流れていたら、今アポ電が入っているんだという事をご理解いただけると良いのかなと思っています。
- 区長:あとですね、しばらく会っていない孫がこんな大変なことになっているからお金を用立ててあげなきゃっていう、そういう優しい気持ちというか大変だっていう気持ちなんだけれども、もしかしてほんとかなと困った時には世田谷区でも世田谷区特殊詐欺相談ホットラインというのがございます。この番号ですね、03-5432-2121ここにかければ相談できるんですよね。
- 島添氏:はい、その通りです。
- パーソナリティ:はい、わかりました。03-5432-2121世田谷区特殊詐欺相談ホットラインこちらの方まで、もしおかしいなと思った時にはご相談いただければと思います。ではこの後もまだまだお話お伺いしていきます。
闇バイトの加害者にならないために~世田谷区独自の取組み
- パーソナリティ:区長の談話室、今日はいま社会問題となっています「特殊詐欺、闇バイト」についてお送りしています。ゲストには世田谷区危機管理部長の大塚勇さんと、世田谷区危機管理部地域生活安全課長の島添琢磨さんをお迎えしています。区長、特殊詐欺で被害に遭われる方達がいる一方で今、闇バイトという事で加害者になるケースもあるのですが、4月新しい環境になってご自分のお子さんだったりお孫さんだったりとかが手を染めないように気を付けるということも大事ですよね。
- 区長:そうですね、昨年から目立ってきた事件としてこれまでの特殊詐欺は直接傷つけたりすることはなかったんですけれども。お金は盗りますけれども。今回、トクリュウと言われている司令塔が海外にあったりして、高額バイト1日10万運転するだけとか、ホワイト案件とかという事で、これで稼いでやれと思ったら最後、お金ももらえない、逮捕されて相当長期の刑に服すると、罪によっては生涯かもしれない。だから一生を失うんですね。そんなうまい話は闇バイトだと。闇バイトという言葉もおかしいですね、犯罪バイトだというふうに思って欲しいし、お子さんや、もしかするとお孫さんにも会ったらぜひそんな話が来たら絶対にだめだよという話はしてあげて欲しいですね。
- パーソナリティ:そうですね。改めてそういった被害を私たち自身が防ぐためにということで、世田谷区では4月から新年度から新しく始まる補助というのがあるという事なんですが、大塚さんご説明お願いできますか。
- 大塚氏:はい、区民の皆さんの闇バイトに対する不安が高まっている状況を踏まえまして、4月から住まいの防犯対策サポート事業を実施します。この事業は個々の住宅の防犯機能を高めていただいて犯罪を抑止するという事で、住宅への防犯カメラの設置ですとか、防犯フィルム、それからセンサーライト、防犯砂利などを購入した世帯に対して4万円を上限に費用を全額補助するというものです。申請期間は5月15日から9月末までというような予定にしているんですけれども、4月以降に購入したものを対象としていますので、ぜひとも区民の皆さんにはこの補助事業を活用していただきたいというふうに考えています。
- 区長:4万円まるまる使ってその範囲で監視カメラ等を付けることもできるし、この機会にもうちょっと良い性能の物を例えば2か所付けたいとかいうことで、全部で8万円になったとすれば、そのうち4万円分は助成されると。はみ出した部分は自分持ち。ただ領収書が必要ですね。
- 大塚氏:そうですね。
- 区長:4月1日以降備えたら領収書を取っておいてくれれば5月15日以降の申請ができるということですね。
- 大塚氏:区のホームページ等でもご説明させていただいているので、ぜひとも見ていただいて何が必要なのか確認していただいて活用していただきたいと思っています。
- パーソナリティ:わかりました。これからの方、ちょっと付け足そうと思っている方はぜひこの機会をご利用いただきたいと思います。ということで今日は色々お話をお伺いしてきましたが、とにかく自分は大丈夫、私は大丈夫と思わないという事で、とにかく何かちょっとおかしいなと思ったらまずは疑ってかかる、疑うのは嫌ですけれども、でもやっぱり今このご時世そういう事なんだという事で皆さん理解していただいてということなのかなと思いました。区長、最後にまとめをお願いいたします。
まとめ
- 区長:世田谷区は非常に住みやすくてこれまで犯罪も少ないという事で安心していただいていたんですけれども、やっぱりこういった闇バイトの話とか特殊詐欺も非常に被害額が大きいですので。お金だけじゃないんですね、盗られた方の失うものは。家族の中で非常に辛い目にあったりして精神的にふさぎ込んじゃったというお話も聞きます。ですから、大切なお金を守るだけではなくて、人の尊厳を脅かしてくるもの。まして強盗とかですね、そういう危険に繋がるような、そういうところから身を守るという事もご自分でできることもするし、やっぱり周りの繋がりですよね、コミュニティが非常に強いところはおかしな人が下見してたよという事自体があれば、これはぜひ警察に通報していただきたいし、未然に防ぐという事が何より大事だと思いますので、対策を強めていきたいと思います。
- パーソナリティ:はい、わかりました。今日は今社会問題となっています特殊詐欺、闇バイトについてお送りしてきました。保坂区長、大塚さん、島添さん今日はありがとうございました。
- 区長・大塚氏・島添氏:ありがとうございました。

写真:前列左より大塚氏、保坂区長、島添氏、後列パーソナリティ