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最終更新日 2025年8月1日

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区のおしらせ「せたがや」令和7年8月1日号(2~11面「多文化共生の第一歩は知ることから」)

多文化共生の第一歩は知ることから

区内には約3万人、150以上もの国籍・地域の外国人住民が暮らしており、それぞれの言葉や文化、生活習慣があります。

外国人住民の中には、ことばが通じない、日本の文化や習慣が分からないといった困りごとを抱えている方がいる一方で、日本人と交流したい、地域のイベントに参加したいと思っている方々も多くいます。

こうした中で、私たち一人ひとりが、文化的違いを互いに認め合い、共に生きていくこと(多文化共生)が重要です。区では、区民の皆さんとともに、誰もが暮らしやすい多文化共生社会の実現に向けて取り組んでいきます。

問合せ先:文化・国際課 電話番号:03-6304-3439 ファクシミリ番号:03-6304-3710

区内在住外国人数 過去7年間の推移

区内在住外国人数 過去7年間の推移のグラフ/[各年1月1日時点]【総人口】90万8907人(平成31年)、91万7486人(令和2年)、92万372人(令和3年)、91万6208人(令和4年)、91万5439人(令和5年)、91万8141人(令和6年)、92万3210人(令和7年)【外国人人口】2万1379人(平成31年)、2万3034人(令和2年)、2万2164人(令和3年)、2万1028人(令和4年)、2万3094人(令和5年)、2万5537人(令和6年)、(令和7年)2万8202人

区内 国籍・地域別外国人数(上位10か国・地域)

区内 国籍・地域別外国人数(上位10か国・地域)のグラフ/[令和7年1月時点]中国 8380人(30%)、韓国 4315人(15%)、米国 2363人(8%)、ベトナム 1480人(5%)、台湾 1272人 (5%)、フィリピン 1073人(4%)、英国 967人(3%)、ネパール 801人(3%)、フランス 749人(3%)、インド 595人(2%)

にほんごきょうしつ受講生の声

「外国人のためのにほんごきょうしつ」受講生の皆さんの写真
▲「外国人のためのにほんごきょうしつ」
受講生の皆さん
  • 日本の制度が分からなくて、健康保険証の手続きが難しかったです。
  • 日本語が分からないのでコミュニケーションがうまく取れません。ごみ出しのルールが分からず困ったことがあります。
  • クロッシングせたがやでイベントなどの情報を得ることができました。今後も様々なイベントに参加して交流を深めたいです。
「外国人のためのにほんごきょうしつ」受講生の写真

「多文化共生のまち せたがや」の実現に向けて区が行っていること

(1)「世田谷区多様性を認め合い男女共同参画と多文化共生を推進する条例」の制定

多様性を認め合い、人権が尊重される社会の実現に向けて制定しました。

条例の基本理念

[1]全ての人が、多様性を認め合い、人権が尊重され、尊厳を持って生きることができる
[2]全ての人が、自らの意思に基づき個性および能力を発揮し、多様な生き方を選択することができる
[3]全ての人が、あらゆる分野の活動においてともに参画し、責任を分かち合う

詳しくはこちら⇒ページID:1053

(2)「世田谷区第二次多文化共生プラン」の策定

区の多文化共生施策を計画的に推進するため策定しました。

プランの基本方針

[1]誰もが安心して暮らせるまちの実現
[2]地域社会における活躍の推進
[3]多文化共生の意識づくりおよび偏見・差別の解消

詳しくはこちら⇒ページID:15412

主な取組み

せたがや会議参加者の皆さんと作成した多文化共生リーフレット
▲せたがや会議参加者の皆さんと
作成した多文化共生リーフレット
  • 外国人相談窓口
  • タブレット端末を使用した来庁者等への多言語通訳
  • 外国人のための無料専門家相談会
  • せたがや国際メッセ
  • せたがや会議~みんなで考える多文化共生のまち~(外国人との意見交換会)
  • 外国人アンケート調査など
「外国人のためのにほんごきょうしつ」受講生の写真
せたがや国際メッセの写真
▲せたがや国際メッセ

実践!「やさしい日本語」を使ってみましょう

外国人住民と日本人が話す様子のイラスト

「やさしい日本語」とは、外国人住民や高齢者、障害のある方などにも分かるように配慮して、簡単にした日本語のことです。
外国人住民と話すとき、必ず英語で話さなければならないことはありません。「やさしい日本語」でも十分にコミュニケーションをとることができます。
まずは「やさしい日本語」を使って話しかけてみませんか?

「やさしい日本語」のキーワード "はさみの法則"

(1)はっきり言う
(2)さいごまで言う
(3)みじかく言う

挑戦!「やさしい日本語」に変換してみましょう

変換のポイント
余分な情報を削除する。一文を短くする。主語と述語を明確にする。

Q.1 大地震が発生した際、余震があるかもしれません。

回答例

A1.大きい地震のあと、もう一度地震が来るかもしれません。余震といいます。

Q.2 ごみは分別して、決められた日に出してください。

回答例

A2.ごみを分ける決まりがあります。ごみを出す日が決まっています。

Q.3 携帯電話をマナーモードにするか、電源をお切りください。

回答例

A3.携帯電話の音がでないようにしてください。電話で話をしないでください。

「クロッシングせたがや」ってどんなところ?

クロッシングせたがや(せたがや国際交流センター)は、外国人住民が暮らしやすくなるよう様々な支援を行っています。また、外国の文化などを知る講座や交流イベントなども行っています。どなたでも利用できるので、ぜひお気軽にお越しください。

クロッシングせたがやでは何をやっているの?

クロッシングせたがやの写真
  • にほんご交流会
  • まち歩きツアー
  • 多文化理解講座
  • せたがや日本語サポーター講座
  • 外国人のための日本語教室 など

場所:世田谷区太子堂4-1-1 キャロットタワー2階
開館時間:午前10時~午後6時(月曜・年末年始は休み)
問合せ先:電話番号:03-5432-1538 ファクシミリ番号:03-5432-1570

ホームページ:https://crossing-setagaya.com/

 

お問い合わせ先

上記お問い合わせ先参照

このページは広報広聴課が作成しました。