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世田谷区トップページ > くらし・手続き > ごみ・リサイクル > ごみ減量・リサイクルに向けた取り組み > 生ごみ堆肥づくり > 減らそう!生ごみ[第9回~家庭菜園のおすすめ野菜(2)実になる野菜~]
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最終更新日 2025年4月22日
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育った実を収穫して食べる野菜は、ナス科のトマト、ナス、ピーマンやマメ科のサヤエンドウ、インゲン、空豆、枝豆等色々ありますが、今回はプランターでも育てやすく、少しあれば重宝し、収穫が楽しみになるミニトマトとスナップエンドウの育て方を紹介します。
〈野菜くずで生ごみ堆肥を作り、古い土に生ごみ堆肥を混ぜ込んで、その元気な土で育った野菜を美味しく食べて、出た野菜くずでまた生ごみ堆肥を作る〉そんな小さな循環を一緒に楽しんでみませんか?
日当たりのよい場所があれば、黄色い花が次々に咲いてかわいい実がなるミニトマトを育ててみましょう。お弁当にも最適!生ごみ堆肥でよい土を作れば、プランターでも長い間、次々に収穫を楽しめます。4月から5月が苗の植え時です。
土:初めて野菜を育てるなら市販の野菜用の培養土を使いましょう。市販の苗から育てるなら、完熟した生ごみ堆肥を元肥と追肥に使います。古土を生ごみ堆肥作りに活用するようになれば、培養土を買わずに自前の土が使えます。
プランター:ベランダやコンクリートの上に置くのであれば、根を深く張るので深さ30cm以上の大き目のプランターを用意しましょう。
鉢底石:根が呼吸できるように土の下に空気の層を作ります。軽石でも刻んだ発泡スチロール片でも構いませんが、ネットの袋に入れてからプランターの底に敷くと、収穫後の片付け作業が楽にできます。
苗:選ぶ際は、ずんぐりして葉につやがあり、黄ばんでいないものを選びます。本葉が5、6枚出て花芽があるものを選びましょう。最近は、色も形も味も様々な品種が売られています。家庭菜園でも育てやすい好みの品種を覚えておきましょう。一度、苗を上手に育てると、自前の種や、伸びすぎた脇芽から挿し芽で増やすこともできます。
支柱:茎がぐんぐん伸びて花芽をつけるので、主軸を支える1m以上のしっかりした支柱が必要です。3本あれば安定します。
水やりの道具:ジョウロ、または、ペットボトルの蓋をジョウロの口に付け替えたものでも代用できます。水は、表面の土が乾いてからたっぷりと、土の部分にやさしくかけるのが基本です。特に暑い時期は、比較的涼しい朝方か夕方の時間に水やりしてください。
・ポットの苗は、植える前に予め水に浸しておきます。
・プランターの底にネットに入れた鉢底石を置き、1/3の深さまで土を入れてから、元肥として完熟した生ごみ堆肥をひとつかみ置きます。縁から約5cmの深さまで土を入れ、底から水が流れ出るまでたっぷりと水をやります。
・プランターの中央にポットの大きさの植穴をあけ、さらに水やりをし、苗の土を崩さないようにポットからそっと出して穴に植えつけ、周囲の土を少し寄せて押さえておきます。
・苗の周囲に、根を傷めないようにしながら支柱を3本深く刺して、安定するように上の方で縛っておきます。
・葉が元気なら、花房は黄色い小花が主枝に近い方から次々と咲き、上へ上へと段になって花房が育っていきます。強風や枝の重みで軸が折れるのを防ぐため、花房の下で主枝に麻ひもを8の字に絡めて少しゆるみを持たせて支柱に結んでおきます。
・主枝の葉の付け根に脇芽が出てきます。主枝にたくさん実をつけたいなら、脇芽は見つけ次第、元から折って取ります。脇芽をいくつか残してこんもり育てる方法もありますが、風通しを良くしたいので、混みあった下の方の葉や傷んだ葉は取り除きましょう。丈が10cm以上になった脇芽は、折り取ってすぐそのまま土に挿しておけば根が出て苗として使えます。
・水のやりすぎは禁物です。土の表面が乾いて葉の先が少し萎れてからたっぷりやってください。雨がかかりすぎる場合は、実が割れるのでプランターの移動や透明なカバーで雨除け対策をします。
・緑の丸い実がだんだん大きくなって、ヘタの近くまで熟して色づいたら収穫です。よく熟した粒から収穫します。収穫し始めたら、完熟した生ごみ堆肥を土と混ぜたものを追肥としてプランターの上に足します。
日当たりのよい場所があれば、莢に厚みがあって豆が膨らんでからも莢ごと
美味しく食べられるスナップエンドウ(スナックエンドウとも呼ばれます)が
おすすめです。冬の間に早めに種まきをすれば春にたっぷり収穫できます。
採れたてをさっとゆでると甘味が感じられます。
土:初めて種から育てるなら市販の野菜用の培養土を使いましょう。春に花が咲き始めてから、完熟した生ごみ堆肥を追肥に使います。古土を生ごみ堆肥作りに活用するようになれば、培養土を買わずに自前の土が使えます。
プランター:ベランダやコンクリートの上に置くのであれば、水切れ・肥料切れを起こしやすいので深さ30cm以上のものを用意しましょう。
鉢底石:根が呼吸できるように土の下に空気の層を作ります。軽石でも刻んだ発泡スチロール片でも構いませんが、ネットの袋に入れてからプランターの底に敷くと、収穫後の片付け作業が楽にできます。
種:スナップエンドウの種には「つるあり」と「つるなし」の種類があります。つるを這わせる壁面があれば沢山採れる「つるあり」、スペースが限られていれば「つるなし」が向いています。株の広がり方は違いますが、育て方は同じです。
支柱:つるが伸び始めたらつるを絡ませる支柱やネットが必要です。つるなしの場合も実が重くなると倒れやすくなるので軸を支える40~50cm位の支柱を立てます。
・種まきの時期は、寒くなる12月から2月頃までが良いでしょう。春になってからまくと、収穫量が少なくなります。
・プランターに鉢底石を敷き培養土を縁から5cmの深さまで入れ、水をたっぷりやってから表面を平らにします。ペットボトルのふたなどで、深さ2cmほどの穴をあけ種を2~3粒ずつまきます。穴を平らに埋め、不織布をかけてから再度水をやり、芽が出てからもそのまま不織布を取らずに間引きもせずに育てます。
・種や芽は鳥に狙われやすいので、芽や本葉が出てからも不織布をふんわりかぶせておきます。丈が20cmを超えたら倒れないように支柱を立てましょう。
・暖かくなると、茎がぐんぐん育ち白い花が次々に咲きます。開花から20日ほどして、莢が膨らんだら収穫できますが、一番甘味が強いのは莢につやがあってぷっくりした頃です。タイミングよく緑色が鮮やかなうちに収穫しましょう。もし収穫が遅れたら、グリーンピースとしても食べられます。
・花が咲き始めたら、完熟した生ごみ堆肥を土と混ぜたものを追肥としてプランターの上に足します。
清掃・リサイクル部 事業課
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