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世田谷区トップページ > くらし・手続き > 救急・防犯・防災 > 防災・災害対策 > 家庭の備え > 集中豪雨に注意しましょう 各自でできる浸水対策
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最終更新日 2023年8月4日
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局地的な集中豪雨が、地下や半地下に駐車場や玄関・居室を持つ家屋に浸水の被害を及ぼしています。また、河川では流域の豪雨で急激に増水して被害が起きています。
集中豪雨による被害から命や財産を守るには、気象情報に注意を払い、事前に対策することが何よりも重要です。
近年、地球温暖化やヒートアイランド現象の影響と思われる局地的な集中豪雨が増加しています。河川では、水位が一気に上昇し、増水に気がついたときには避難をする間もなく逃げ遅れたり、また、市街地では、集まった雨水が下水道に入りきれずに、道路より低い地下や半地下の駐車場や玄関に流れ込む被害が発生しています。
気象情報(大雨・洪水の注意報、警報など)を常に収集できるようにして水害の予防に活用しましょう。
地下や半地下の駐車場や玄関等がある家屋では、浸水に対する備えが特に大切です。
道路の側溝や雨水ますの吸込み口に落ち葉やごみが溜まっていたり、物が置かれていたりすると、道路冠水や宅地浸水の原因となるおそれがあります。日ごろから点検・清掃をおこないましょう。
関連リンク 「浸水ゼロ・安全・快適!下水道」|東京都下水道局
浸水被害から大切な財産を守るために、地下や半地下の駐車場や玄関には、写真で紹介しているような、水が流れ込まない工夫がとても有効です。
道路面より少し高く階段を設けたり、地下車庫に止水板を設置することによって、浸水を軽減することができます。
リーフレット「浸水被害を減らしましょう!(PDF:496KB)」
区では、区民の方が必要に応じていつでも土のうを持ち出すことができるよう、区内各所に土のうステーションを設置しています。
事前に土のうを用意し、各家庭で保管して活用してください。ご家庭で土のうの保管場所を検討しておきましょう。
関連ページ「土のうステーションをご利用ください」
また、住所地を管轄する土木管理事務所でも土のうを配布しています。
土のうの代わりに、ごみ収集袋やポリタンクなどの日常品を利用して浸水対策をすることもできます。
添付リーフレット「浸水被害を減らしましょう!(PDF:496KB)」のなかで紹介しています。
半地下や地下の家屋では、いつでも排水設備が有効に働くよう、定期的な点検が必要です。
地下室にトイレや浴室がある場合は、排水管から下水が逆流して浸水する事例が発生しています。汚水の排水設備の点検や、豪雨時には使用しないなどの自衛策が大切です。
関連リンク 「地下室・半地下家屋の浸水対策のお願い」|東京都下水道局
住所地を管轄する土木管理事務所では、水中ポンプを使って地下車庫等に溜まった雨水の排水作業をお手伝いします。また、浸水予防に関するアドバイスをしています。今後の浸水予防に役立てましょう。
住所地を管轄するまちづくりセンターでは、「り災証明書」を発行します。り災証明書は各種公的融資や租税、保険料の減免を受ける際に必要な場合があります。また、災害見舞金が支給されることがあります。
関連ページ「り災証明書、災害見舞金、支援制度について」
住所地を管轄する清掃事務所では、天災その他の災害により発生したごみの処分が必要な際に、処理手数料を減免する場合があります。
関連ページ「粗大ごみ・臨時ごみ処理手数料等の減免」
家屋が浸水被害にあった場合、通常しっかり換気しながら洗浄や拭き取りにより汚れを十分に除去して、乾燥させることで十分対応が可能です。もし気になる場合は、洗浄・乾燥後、塩素系漂白剤を製品の説明書のとおりに希釈してタオルを浸し、拭いてください。食器等についても洗浄後、塩素系漂白剤を製品の説明書のとおりに希釈して消毒してください。また、屋外(特に床下や庭など)については、原則不要です。
世田谷保健所では必要に応じて、床上浸水の消毒作業を行います。詳しくはお問合せください。
世田谷保健所生活保健課(電話番号03-5432-2903)
関連リンク「被災した家屋での感染症対策」|厚生労働省
気象情報に注意し、大雨・洪水の注意報が発表されたときには、河川内への立入りは避けましょう。たとえ晴天であっても、河川の上流域での集中豪雨により、あっという間に水位が上昇する可能性もあります。ご注意ください。
台風などの大雨により多摩川の増水が見込まれる時には、安全のため兵庫橋(玉川3丁目1番~兵庫島)を通行できなくなる場合がありますので、ご注意ください。
土木部 土木計画調整課
電話番号:03-6432-7954
ファクシミリ:03-6432-7993