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最終更新日 2020年3月10日

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中高層住宅の防災対策について

中高層住宅の防災対策をしましょう。

世田谷区の現状

区に中高層住宅(4階以上建築棟数)は、9,421棟あります。(平成27年国勢調査)

高層住宅は、一般的に耐火性、耐震性に優れ、大地震においても比較的安全と考えられますが、地震後の被災生活においてはエレベーターや電気、ガス、上下水道などのライフラインが止まると、水や食料、トイレなどを確保するには、地上と自宅の間を階段で上り下りすることになり、体力的にも大きな負担を被ることになります。

また、東日本大震災では、長周期地震動による長い揺れへの対応も課題となりました。

災害の時のために、中高層住宅の特徴を把握したうえで、地震に備えておく必要があります。

中高層住宅の災害対策

家具類の転倒防止

高層住宅では、長く大きい揺れの長周期地震動が発生することもあるため、必ず家具類の転倒・移動・落下防止を行いましょう。

食料・飲料水の備蓄

地震によりエレベーターが使えなくなると、食料や水などの生活物資を確保するために階段を利用するしかありません。最低でも3日分以上できれば1週間分の食料・飲料水を備蓄しましょう。

トイレの確保

排水管などの設備の安全が確認できれば、自宅のトイレを使用することが可能です。ただし、断水に備えて普段から浴槽などに生活用水を貯めておくことが大切です。水がなくても使用できる携帯用の簡易トイレを備えておきましょう。

地域コミュニティ

地震などの大災害の時に最も大切なことは、隣近所やマンション、地域住民が協力して助け合うことです。地域コミュニティは防災対策の基本となります。 各家庭の防災対策を進めるとともに、いざという時のために日頃から地域コミュニティの育成にも努めましょう。

エレベーター

エレベーターでの避難は、内部に閉じこめられるなど二次災害の危険があるので、安全が確認できるまで使用は避けましょう。

以下のリンク先は中高層住宅の災害対策の情報が掲載してあります。

お問い合わせ先

危機管理部 災害対策課  

ファクシミリ:03-5432-3014