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最終更新日 2022年4月27日
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ここ数年の河川生物調査では、世田谷区内の河川においても、外来種(自然分布域が国内ではないことが分かっている種)と呼ばれる生物が確認されています。
令和3年度河川生物調査における外来種の出現状況は、次のとおりです。
本年度の調査では、国外外来種がドジョウの1種、国内外来種がカワムツ、ウグイ、タモロコ、スゴモロコ類、ナマズの5種、交雑種がコイ、カマツカ類の2種が確認されました。
本年度の調査では、アメリカツノウズムシ(国外外来種)、サカマキガイ(国外外来種)、アメリカヤドリミミズ(国外外来種)、フロリダマミズヨコエビ(その他の総合対策外来種)、カワリヌマエビ属(国外外来種)、アメリカザリガニ(緊急対策外来種)の6種が確認されました。
本年度の調査では、外来種に該当する種は確認されませんでした。
本種は特定外来生物に指定されている、北米原産の肉食魚です。
全長30~50センチメートル程度で、通称「ブラックバス」と呼ばれています。
水温の低い河川上流域にも生息でき、近年、多摩川で生態系に対する影響が特に懸念されている特定外来生物です。
本種はヨーロッパ原産の巻貝です。
汚れた水域に多く生息し、全国に広く分布しています。
本種は北米原産の淡水ヨコエビです。
近年、都内でも生息域が増えつつあります。
本種は流れのゆるい川や池の水草が多い場所に生息しています。
中国、韓国、西日本には在来のミナミヌマエビが自然分布しています。
本種は緊急対策外来種に指定されており、昭和初期に食用蛙の餌として日本に持ち込まれた、北米原産の外来種です。現在ではほぼ全国に広がり、各地の河川、湖沼、水田などに生息しており、既存の生態系に対する影響が懸念されています。
本種は重点対策外来種に指定されており、アジア大陸東部と台湾が原産の外来種です。
全長6~8センチメートルで、日本には1940年代はじめに渡来し、現在ではほぼ全国に分布が広がっています。
環境政策部 環境保全課
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