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最終更新日 2025年1月14日
ページID 4827
東京都では、区内4か所に測定局を設置し、PM2.5などの大気汚染物質を測定しています。
PM2.5の測定結果は、大気汚染測定結果日報速報値(東京都環境局)のページで1時間ごとにリアルタイムで公表されています。PM2.5の濃度については、環境省が微小粒子状物質(PM2.5)の注意喚起のための暫定的な指針として日平均70μg/立方メートルと定めています。詳細については、下記の「PM2.5に関する行動の目安」をご覧ください。
環境省においても、PM2.5の情報が掲載されていますので環境省ホームページをご覧ください。
PM2.5濃度の予測については、一般財団法人日本気象協会が天気総合ポータルサイトにおいて、「PM2.5の分布予測地図」を公開しています。詳細はtenki.jp(日本気象協会ホームページ)をご覧ください。
微小粒子状物質(PM2.5)とは、大気中に浮遊する小さな粒子のうち、粒子の大きさが2.5μm(マイクロメートル。1マイクロメートルは1ミリメートルの1000分の1)以下の非常に小さな粒子のことです。
東京都環境局ホームページより引用
一般的に髪の毛の太さは約70μm、スギ花粉の直径は約30μmで、PM2.5の粒径は髪の毛の30分の1程度の大きさです。工場からのばい煙や自動車の排ガス、煙草の煙などに含まれるほか、火山活動など自然由来のものもあります。
粒子が非常に小さいため、肺の奥深くまで入りやすく、喘息や気管支炎などの呼吸器系疾患への影響のほか、肺がんのリスクの上昇や循環器系への影響が懸念されています。
暫定的な指針となる値 (1日平均値、単位:μg/立方メートル) |
行動の目安 |
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70超 |
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70以下 |
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暫定指針値である1日平均値70μg/立方メートルを超えても、すべての人の健康に必ず影響を生ずるものではありません。
一般用マスクには、様々なものがあり、PM2.5の吸入防止効果はその性能によって異なると考えられます。高性能な防じんマスクは効果がありますが、着用する場合は顔の大きさに合ったものを使用する必要があります。また、着用すると少し息苦しい感じがあるので、長時間の使用には向いていません。
世田谷区では、独自に区内4か所に測定室を設置し、PM2.5以外の二酸化窒素、浮遊粒子状物質、光化学オキシダント、二酸化硫黄、一酸化炭素の5つの大気汚染物質を測定しています。詳細は世田谷区の大気汚染調査のページをご覧ください。
環境政策部 環境保全課
電話番号:03-6432-7137
ファクシミリ:03-6432-7981