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最終更新日 2026年3月31日
ページID 4836
令和7年7月28、29日
5センチメートル×5センチメートルのコドラートを用いて、河床の石3個から25平方センチメートルずつ付着藻類を採取し、それらを合わせて1資料としました。
付着藻類の分析は、沈殿量を測定し、珪藻類について種類の同定と計数を行ないました。
東京都環境局では、平成10年以降「東京の川の生きものと環境(1998)」の汚濁階級指数を用いています。本調査ではそれに習い、R. Pantle & H. Buck(1955)(注意1)の汚濁指数(サプロビ指数 S)を求め、水質判定を行ないました。汚濁指数の算出方法および水質階級への当てはめは、以下のとおりです(底生動物も同じです)。
(注意1) R. Pantle & H. Buck(1955):Die biologisch Überwachung der Gewässerunddie Darstellung der Ergebnisse, Gas-u. Wasserfach.96:604
汚濁指数(S)=(s×Nの総和)/Nの総和
| 汚濁指数(S) | 水質階級 | 汚濁階級指数(s) |
|---|---|---|
| 1.0~1.5 | 貧腐水性(os、きれい) | 1 |
| 1.6~2.5 | β-中腐水性(βm、わりあいきれい) | 2 |
| 2.6~3.5 | α-中腐水性(αm、よごれている) | 3 |
| 3.6~4.0 | 強腐水性(ps、とてもよごれている) | 4 |
今年度の調査において確認された付着藻類は、69種で合計424,507細胞/平方センチメートルでした。
全地点を通じて最も確認細胞数が多かった付着藻類は、Navicula confervaceaの317,361細胞/平方センチメートル(全体の74.7%)でした。次位以下の付着藻類は、Melosira variansの28,051細胞/平方センチメートル(全体の6.6%)、Cymbella turgidulaの13,410細胞/平方センチメートル(全体の3.2%)、Gomphonemalagenulaの8,363細胞/平方センチメートル(全体の2.0%)、Ulnaria ulna var. ulnaの7,830細胞/平方センチメートル(全体の1.8%)でした。確認種類数が最も多かった地点は丸子川・西根橋の39種、最も少なかった地点は野川・神明橋の16種でした。
Navicula confervacea、Nitzschia palea、Gomphonema inaequilongumなど16種320,640細胞/平方センチメートルが確認され、昨年度に比べ細胞数は増加しました。
汚濁指数は2.3で、水質階級は昨年度と同様、β-中腐水性の評価になりました。
Naviculaconfervacea、Melosira varians など19種27,336細胞/平方センチメートルが確認され、昨年度に比べ種類数、細胞数ともに減少しました。
汚濁指数は1.9で、水質階級は昨年度と同様、β-中腐水性の評価になりました。
Melosira varians、Eunotia minorなど17種5,902細胞/平方センチメートルが確認され、昨年度に比べ種類数、細胞数ともに増加しました。
汚濁指数は1.7で、水質階級はβ-中腐水性の評価になりました。
Gomphoneisheterominuta、Navicula confervaceaなど34種1,599細胞/平方センチメートルが確認され、昨年度に比べ種類数は増加しました。
汚濁指数は0.2で、水質階級は貧腐水性の評価になりました。
Naviculaventralis、Melosira variansなど33種1,976細胞/平方センチメートルが確認され、昨年度に比べ種類数は増加しました。
汚濁指数は0.6で、水質階級は貧腐水性の評価になりました。
Melosira varians、Cymbella turgidulaなど39種67,054細胞/平方センチメートルが確認され、昨年度に比べ種類数、細胞数ともに増加しました。
汚濁指数は1.9で、水質階級は昨年度と異なり、β-中腐水性の評価になりました。
付着藻類調査結果の概要は、以下のファイルをご覧ください。
河川調査(生物)報告書は、区政情報センター(世田谷区役所第1庁舎1階)や区政情報コーナー(北沢・玉川・砧・烏山総合支所)、図書館で閲覧できます。
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