このページに知りたい情報がない場合は

ここから本文です。

最終更新日 2023年8月15日

ページID 14482

区のおしらせ「せたがや」令和5年8月15日号(1面)

平和の大切さをつなげるために

 ロシア軍による侵攻から約1年半、いまだウクライナでは激しい戦闘が続いています。戦火が激しくなるとともに、大型ダムの決壊やザポリージャ原発周辺の戦闘など、長期にわたる影響が懸念される事態に、心を痛めています。ロシアの撤退と即時停戦を求めます。
 日本でもかつての戦争を振り返る夏がやってきました。戦況が思わしくない1943年(昭和18年)、当時の明治神宮外苑競技場で行われた「出陣学徒壮行会」から80年を迎えようとしています。学業を離れて、戦地に赴く学生たちは新兵となり、多くの若者たちが未来を生きることなく戦死していきました。
 特攻隊員として空や海上に散った若者たちに、毎年追悼と鎮魂の祈りをささげていますが、戦争の記憶が薄らいできている今こそ次世代に平和を語り継ぐ時だと思います。

世田谷区長 保坂展人(のぶと)
世田谷区長
保坂展人(のぶと)

1985年(昭和60年)、区は「平和都市宣言」を行い、戦後70年にあたる2015年に平和資料館を開設しました。上記のように大学生などの若い世代が、戦争体験に耳を傾けて、積極的に活躍をしています。世代を超えて平和の尊さを語りあえる資料館です。平和について思い、考えるために、夏休みに訪れてみませんか。

 

戦争の記憶を受け継いで
語り合おう 平和な未来を

8月15日は終戦記念日です。
過去の戦争の記憶を受け継ぎ、平和の尊さを多世代で学びませんか。

問合せ先:平和資料館 電話番号:03-3414-1530 ファクシミリ番号:03-3414-1532

戦争の記憶を受け継いで 語り合おう 平和な未来を
5歳の時に世田谷区淡島での空襲を体験した丹後省三さん(写真右)。
平和資料館のある世田谷公園で大学生の池水さん(写真左)と語り合いました。

 

名誉区民が語った戦争体験パネルを展示しています

中川李枝子さん(児童文学作家)

中川李枝子さん(児童文学作家)

小学3年生の時に縁故疎開をしました
「戦争が続くうちに、両親の顔から笑顔が消え、表情がどんどん険しくなっていきました」

美輪明宏さん(歌手・俳優・演出家)

美輪明宏さん(歌手・俳優・演出家)

10歳の時に長崎で被爆しました
「美しい音楽や芸術を楽しむことができるのも、愛と平和があってこそです」

平和資料館(愛称:せたがや未来の平和館)

ライブラリー

ライブラリー

戦争体験のインタビューを「語り部DVD」に収録し、貸出も行っています。
▲戦争体験のインタビュー
を「語り部DVD」に収録し、
貸出も行っています。

大学生によるトークイベント

大学生によるトークイベント

大学での演習

大学での演習

 

昭和女子大学の歴史研究のプロジェクトや、駒澤大学の演習に活用されました。

 

所在地/池尻1-5-27 世田谷公園内
開館時間/午前9時~午後5時(入館は午後4時45分まで)
休館日/毎週火曜(祝日の場合はその翌日)、年末年始(12月29日~1月3日)

詳しくはこちら:区のホームページ「平和資料館」
区HP番号/141171

 

8月15日(火)は臨時開館します

 

お問い合わせ先

上記お問い合わせ先参照

このページは広報広聴課が作成しました。