区立幼稚園集約化等計画～今後の区立幼稚園・認定こども園のあり方について～

区立幼稚園集約化に伴う桜丘幼稚園及び中町幼稚園の改修と今後のスケジュールについて(令和6年7月)

「区立幼稚園集約化等計画(令和4年8月)」策定時において、調整中となっておりました施設(桜丘幼稚園と中町幼稚園)の改修方針等（PDF：618KB）についてご報告いたします。

また、この改修に関連して今後のスケジュールについても一部変更があります。

主な変更点としては下記のとおりです。

• (1)桜丘・松丘幼稚園の集約化は当初の想定から1年遅れ、令和8年4月以降から令和9年4月以降に延期となります。このことに伴い、一時移転期間につきましても、当初の想定から1年遅れて「令和7年4月～令和8年3月」から「令和8年4月～令和9年3月」の期間に変更となる予定です(令和7年度中はそれぞれの園で生活を送っていただきます)。
• (2)中町・三島幼稚園の集約化は当初の予定通り令和9年4月以降ですが、新園への移転は令和9年9月以降となります(令和9年4月から令和9年7月までの期間は、引き続き三島幼稚園の園舎・園庭で生活を送っていただきます)。

関係者の皆様にはご迷惑・ご負担をおかけいたしますが、ご理解・ご協力のほどよろしくお願いいたします。

「区立幼稚園集約化等計画」(概要)について

区では、平成26年8月に「区立幼稚園用途転換等計画（PDF：364KB）」(以下、「用途転換等計画」という。)を策定し、当時大変大きな課題であった保育待機児の解消などに向けて、区立幼稚園を幼保連携型認定こども園へ用途転換することを定めました。

しかしながら、その後、未就学人口の減少や幼児教育・保育の無償化、医療的ケア児支援法の施行など、乳幼児期の教育・保育をめぐる状況は大きく変化しました。

また、世田谷区においても、保育待機児が解消した一方で、区立幼稚園の園児数が大幅に減少するなど、用途転換等計画を策定した当時と大きく異なった状況となっています。

こうした状況を踏まえ、用途転換等計画を見直し、今後の区立幼稚園等のあり方について示す「区立幼稚園集約化等計画」を策定いたしましたので、その概要をお知らせいたします。（詳細は、こちらからご覧になることができます。）

区立幼稚園の集約化

1. 現在8園ある区立幼稚園等については、地域の乳幼児期の教育・保育の拠点として、区内5地域に各1か所程度とし、段階的に集約化していきます。
2. 保育待機児が解消されたことを踏まえ、区立幼稚園の公私立の幼保連携型認定こども園への用途転換は行いません。
3. 集約化後の園は、幼稚園又は幼稚園型認定こども園となります。
4. 3歳児保育を導入するとともに、配慮を必要とするお子さんや医療的ケアを必要とするお子さんの受け入れや教育・保育の質の向上に向けた研究等に取り組んでいきます。
5. 集約化後の園の施設は、既存施設を一部改修して活用することを基本とします。

集約化後の区立幼稚園等の役割

 集約化後の区立幼稚園等は、地域の乳幼児期の教育・保育の拠点として、公私立、幼稚園・保育所等の枠を超えた連携や、保・幼・小・中の交流・連携等を先導・推進するとともに、預かり保育などの機能充実を図ります。

また、配慮を要するお子さんなどへのきめ細かな対応に取り組み、インクルーシブな教育・保育を推進し、乳幼児教育支援センターを中心として展開する世田谷区の特色ある取組みの担い手として研究や事業を牽引します。

集約化等の内容・年次について

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