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最終更新日 2023年5月26日
ページID 738
蚊はデング熱、ジカウイルス感染症(ジカ熱)などの感染症を媒介することがあります。
蚊が媒介する感染症のまん延を防ぐには、日ごろから蚊の発生防止に努めることが重要です。
蚊は卵から幼虫(ボウフラ)→蛹→成虫の順番で成長する昆虫です。ボウフラはわずかな水たまりが生息場所になるので、水たまりをなくすことが、蚊の発生を防ぐことに効果的です。
成虫になってからは、自分の住みやすい草むらややぶなどの環境に飛んで移動してしまうので、駆除が難しくなります。蚊の防除は水中にいるボウフラの段階で行うことが肝心です。
夏場は条件がよければ卵から12日くらいで成虫になります。週に一度、水たまりをなくせば蚊の発生を抑えることができます。
デング熱を媒介するヒトスジシマカ(いわゆるヤブカ)は活動範囲が比較的狭いので、外に出るとよく刺されるというお宅は、家の周りに蚊の発生源になるような水たまりや、やぶがある可能性があります。発生源が無いかどうか定期的に確認してください。
発生源 | 対策 |
---|---|
放置された空き缶や空きビン |
コップ1杯程度の水の量でも蚊は発生するので、片付けます。 |
植木鉢の受け皿 |
可能ならば受け皿を取り除くか、 水がたまったままにしないようにします。 |
自転車やバイクなどにかける 防水シートのたるみ |
雨水がたまることがありますので、 たるみをなくします。 |
放置されたバケツ等の容器 |
庭の散水用などに溜めている場合は、 1週間に1回は水抜きや、水の入れ換えをしてください。 |
たまった落ち葉 |
落ち葉がたまって雨が降ると小さな水たまりができます。 清掃して取り除きます。 |
庭木や地面、岩のくぼみ |
水がたまりやすいので、埋めるなどして水がたまらないように気を付けます。 |
排水ますや側溝 |
定期的に点検をして、つまりを取り除きます。 |
植栽、草むら |
雑草や樹木は、定期的に刈り取りや剪定をして、 日当たりと風通しを確保します。 |
蚊が媒介する感染症のまん延を防ぐため、日ごろから蚊の発生場所をなくすことが重要です。
世田谷保健所では蚊の発生源のチェックリスト等を含めた「蚊の発生を防ごう」を作成しましたので掲載します。
世田谷保健所 生活保健課 生活環境衛生
電話番号:03-5432-2903
ファクシミリ:03-5432-3054