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最終更新日 2021年2月15日

ページID 427

持続可能な社会の実現(SDGs)に向けた世田谷区の取り組み

世田谷区の取り組みをまとめた画像

世田谷区では、ごみの減量を進めることが、持続可能な社会の実現につながると考え、

様々なごみ減量やリサイクルのための取り組みを行っています。

持続可能な社会の実現に向けて

持続可能な社会とは、将来の世代が地球環境や人権について頭を悩ませることなく、平和で豊かに暮らしつづけられるような社会のことです。

ものがありふれた現代の生活はとても便利ですが、一方で生活をより便利にするための開発や生産が、地球の環境に悪影響を及ぼしている例もあります。

未来のこどもたちが、今と同じように、また今以上に平和で豊かな生活が送れるよう、現世代の一人一人がSDGs達成のために行動することが必要です。

持続可能な開発目標 SDGs

SDGS17個の目標の画像

SDGs(エスディージーズ)とは・・・

SDGsとは「Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)」の略称で、地球上の「誰一人取り残さない」ことをテーマに、2015年9月の国連サミットで採択された、国連加盟国193か国が2030年までに達成を目指す世界全体の目標です。持続可能な社会を実現するために、環境や福祉、人権など、さまざまな分野の17のゴールが設定されています。

SDGsとは?|JAPAN SDGs Action Platform|外務省

ごみに深く関係している目標の例
目標 内容
SDGs 目標12の画像

12 つくる責任 つかう責任〈ターゲット12.3 〉
2030年までに、世界全体の一人当たりの食料の廃棄を半減させる。

※日本では年間612万トン(平成29年度推計値)の食品ロスが発生しています。これは、世界で飢餓に苦しむ人々に向けた年間食糧援助量の1.6倍に相当しています。
〈ターゲット12.5〉
2030年までに、廃棄物の発生を大幅に削減する

※世田谷区では、一般廃棄物処理基本計画を策定し区民一人あたりのごみの排出量を削減することを目標にしています。

世田谷区の目標(一般廃棄物処理基本計画)

SDGs 目標13の画像 13 気候変動に具体的な施策を
〈ターゲット13.2 〉
気候変動対策を国別の政策や計画に盛り込む
※清掃工場におけるごみの焼却量を減らすことで、気候変動の原因となるCO2排出量を減少させることができます。
SDGs 目標14の画像 14 海の豊かさを守ろう
〈ターゲット14.1〉
2025年までに、あらゆる種類の海洋汚染を防止し、大幅に削減する。
※海洋汚染の原因のひとつに、プラスチックごみ問題があります。プラスチックごみを減らすことは、海の豊かさを守ることにつながります。

SDGs達成に向けた国の方針

国では、2021年に実施する政府の具体的な取り組みの重点事項を具体的施策としてまとめた「SDGsアクションプラン」を策定し、SDGsの達成に向けて国内実施・国際協力を加速化し、国際社会に日本の取組を共有・展開していくとしています。

特に環境の分野では、温室効果ガス対策食品ロスの削減3Rの推進海洋プラスチックごみの削減などが重点事項として掲げられています。

SDGSアクションプランの表紙画像

SDGsアクションプラン|外務省

SDGs達成に向けた東京都の方針

東京都では、「地球規模の課題解決を先頭に立って進め、持続可能な都市・東京を実現する」ため、「『未来の東京』戦略ビジョン」の中で、様々な政策やプロジェクトをSDGsの目線で展開することを掲げています。

未来の東京戦略ビジョンの表紙画像

「『未来の東京』戦略ビジョン」|東京都

※P280~288に、SDGsに関する記載があります。

世田谷から貢献するSDGs

SDGsの達成に向けた世田谷の役割

都内人口最大の世田谷区。一人一人の行動が結集されれば、持続可能な社会の実現に向けた大きな力になります。未来のこどもたち、またそのこどもたちが、平和で豊かな生活を送れるつづけられるよう、今を生きる一人一人が行動していくことが重要です。

ごみを減らすことも、その行動のうちの1つです。

なぜごみの減量が持続可能な社会の実現につながるのか

収集した可燃ごみは、清掃工場で焼却されますが、体積が約20分の1になった灰が残ります。灰は埋立処分場に埋め立てられますが、埋めたてられる量には限りがあります。数十年後にはごみを埋め立てられなくなり、まちがごみで溢れかえってしまう可能性もゼロではありません。さらに言えば、ごみの焼却は温室効果ガスであるCO²を排出するため、地球温暖化の原因となります。地球温暖化は海面上昇や気候変動など、地球環境を悪化させることにつながります。

つまり、ごみの焼却や埋め立ては持続可能ではないのです。

埋立処分場イメージ図 詳細は清掃・リサイクル部事業課へお問い合わせください

ごみをなるべく少なくするため、今から行動することが、持続可能な社会の実現にむけた第一歩になります。

ごみを減らすための世田谷区の計画

一般廃棄物処理基本計画(表紙画像) 世田谷区一般廃棄物処理基本計画(中間見直し)表紙画像

一般廃棄物処理基本計画

一般廃棄物処理基本計画(中間見直し)

ごみを減らすための10年(平成27年度~令和6年度)の計画です。

区民1人1日あたりのごみ排出量を、平成30年度の530ℊから、令和6年度までに482ℊに削減することを目標にしています。

計画における”2R”(ツーアール)の考え

Reduceリデュース):ごみや資源になるものを減らす

Reuseリユース):捨てずに繰り返し使う

Recycleリサイクル):もう一度資源として生かす

世田谷区では、ごみや資源をもとから減らすことが大切だと考え、ごみを減らすための3つのR(スリーアール)の中でも、特にReduceリデュース)とReuseリユース)を推進し、取り組みを展開しています。

今日からできるごみ減量のための行動と区の取り組み

日頃の生活の中で、ごみを減らすためにできることがたくさんあります。

皆さん一人一人のご協力が必要です。

Reduce(リデュース)

リデュースの取り組みをまとめた画像

普段の生活の中で実践できるリデュースの例や、区の取り組みについて紹介しています。

詳しくはリデュースの取り組みをご覧ください。

(フードドライブ、せたがやエコフレンドリーショップ、環境学習等)

Reuse(リユース)

リユースの取り組みをまとめた画像

普段の生活の中で実践できるリユースの例や、区の取り組みについて紹介しています。

詳しくはリユースの取り組みをご覧ください。

(古着・古布の回収、リユースショップ情報、フリーマーケット等)

Recycle(リサイクル)

リサイクルの取り組みをまとめた画像

普段の生活の中で実践できるリサイクルの例や、区の取り組み(資源化の取り組み、世田谷ロール等)について紹介しています。

詳しくはリサイクルの取り組みをご覧ください。

(世田谷ロール、資源化の取り組み等)

お問い合わせ先

清掃・リサイクル部 事業課  

ファクシミリ:03-6304-3341