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最終更新日 2025年1月24日

ページID 22251

身体障害者補助犬を知っていますか

身体障害者補助犬(補助犬)は、目や耳、手足などに障害のある方の生活をサポートする犬で、「盲導犬」、「介助犬」、「聴導犬」の総称です。社会のマナーを守れるように特別な訓練を受けていて、衛生面も管理されています。公共施設や公共交通機関、スーパーやレストラン、ホテル等は補助犬同伴の受け入れが義務付けられています。

補助犬の種類

盲導犬

視覚障害のある人が街中を安全に歩けるようにサポートします。交差点や段差で止まったりして、使用者に障害物・曲がり角・段差を伝えます。活動中は、白または黄色のハーネス(胴輪)をつけています。盲導犬

介助犬

肢体不自由者のある人の日常生活動作をサポートします。落としたものを拾って渡す、ドアの開閉、冷蔵庫や引出しの開閉などのほか、歩行や衣服の脱衣の補助などを行います。外出時には、「介助犬」と書かれた胴着をつけています。介助犬

聴導犬

聴覚障害者に音を聞き分けて教え、音源へ誘導します。使用者に玄関チャイムやファックス受信音、車のクラクションや自転車のベル、非常ベルなどを伝えます。外出時には、「聴導犬」と書かれた胴着をつけています。聴導犬

補助犬同伴の受け入れ義務

「身体障害者補助犬法」では、さまざまな場所で補助犬同伴での受け入れを義務付けています。法律や補助犬の役割について理解し、補助犬の同伴についてご理解・ご協力をお願いします。

【補助犬の同伴を受け入れる義務がある場所】
  • 国や地方自治体が管理する公共施設
  • 公共交通機関(電車、バス、タクシー等)
  • 不特定かつ多数の人が利用する民間施設、商業施設、飲食店、病院、ホテル等
  • 国や地方公共団体及び従業員40人以上の民間企業の事務所(職場)※

※身体障害者補助犬法施行令の改正に伴い、令和8年7月1日からは従業員37.5人以上に引き上げられます。

【補助犬の同伴を受け入れる努力をする必要がある場所】
  • 従業員40人未満の民間企業の事務所(職場)※
  • 民間住宅

※身体障害者補助犬法施行令の改正に伴い、令和8年7月1日からは従業員37.5人未満になります。

ほじょ犬マークについて

ほじょ犬マーク

身体障害者補助犬法の啓発のためのマークです。施設やお店の入り口に貼ることで、補助犬使用者が安心して補助犬を同伴できますし、周囲の人たちへの意識啓発にも役立ちます。

厚生労働省のホームページにてダウンロードすることもできます。

補助犬マークとは(厚生労働省)

お問い合わせ先

障害福祉部 障害施策推進課 事業

ファクシミリ:03-5432-3021