世田谷区がけ・擁壁等防災対策方針について

最終更新日 令和3年5月1日

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平成26年8月の広島での土砂災害や平成25年10月の伊豆大島での土砂災害など、近年、集中豪雨等の大雨による大規模な斜面の崩壊により全国各地で住民の生命と財産が失われています。また降雨に限らず、平成28年4月の熊本地震での事例があるように、地震が原因による土砂災害でも同様な被害が報告されています。

世田谷区内においても、大雨による宅地擁壁の崩壊(平成25年)や、東北地方太平洋沖地震による道路沿い民地擁壁の崩壊(平成23年)など、小規模ながら被害が発生しています。

世田谷区内では、最大高低差が20mにもなる国分寺崖線をはじめその他にも起伏のある地域を有し、がけや擁壁が数多く存在している状況の中、1時間降水量50mm以上を記録する非常に激しい雨の年間発生回数が増加傾向にあることや、首都直下地震の切迫性などを踏まえると、土砂災害のリスクはこれまで以上に増大していると言わざるを得ません。

本方針は、今後発生が懸念される斜面(がけ)や擁壁の崩壊による土砂災害に備え、これまで実施している対策をさらに強化するハード・ソフト両面からのさまざまな防災対策を推進し、区民の生命と財産を守るための施策の方向性を示すものです。また本方針で示す各施策は、社会情勢等の変化に応じて適宜見直していきます。

本方針の構成

本方針は以下で構成されます。

第1章 目的と位置づけ

第2章 背景

第3章 世田谷区の自然的・社会的特性

第4章 世田谷区によるがけ・擁壁等の調査

第5章 これまでの取り組みと課題

第6章 防災対策方針

詳細は、添付ファイルをご覧ください。

添付ファイル

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電話番号 03-6432-7158

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