区内の犯罪発生状況と防犯対策

最終更新日 令和5年4月1日

ページ番号 138792

区内の犯罪発生状況と防犯対策について

安全で安心して生活することのできる地域社会を創ることは、すべての区民の皆様の共通の願いです。私たちの身の周りでは、毎日のように事件や事故は起こり、多くの方が被害にあっています。特に、子どもや高齢者の方など社会的に弱い立場に置かれている人たちの安全が脅かされています。

世田谷区は、防犯活動を通して、すべての区民の皆様が安全で安心して暮らせる地域社会の実現を目指します。

区内の防犯に特化した冊子「世田谷区スクラム防犯ガイドブック」

安全で安心な世田谷づくりを目指して、2003年から防犯冊子「世田谷区スクラム防犯ガイドブック」を作成しております。世田谷区の防犯に特化し、10年、20年先を見据えた内容となっております。具体的な内容としては、身近な犯罪から身を守る方法、世田谷区の安全の状況、今すぐできる予防対策を載せていますので、防犯活動などにご活用ください。

世田谷区スクラム防犯ガイドブックPDF:PDFファイルを開きます世田谷区スクラム防犯ガイドブック

刑法犯発生状況

令和4年中の世田谷区内刑法犯認知総数は3,676件(-297件)でした。

内訳は、強盗10件(+4件)、侵入窃盗87件(-36件)、ひったくり2件(±0件)、車上ねらい68件(-9件)、自動車盗11件(+8件)、オートバイ盗19件(-2件)、自転車盗1,400件(-21件)、その他2,079件(-241件)となっています。 (カッコ内は前年比)

犯罪の抑止には、警察署や区による取り組みに加え、区民の皆様の日頃からの防犯活動などが必要不可欠です。

引き続き、各種防犯対策や地域での防犯パトロール活動などのご協力をお願いいたします。

(補足)町丁別の刑法犯認知件数については、世田谷区内町丁別刑法犯認知件数と、東京都治安対策本部作成の大東京防犯ネットワーク(防犯情報マップ)bouhan-tokyo.maps.arcgis.com/home/index.html新しいウインドウが開きますをご参照ください。

自転車盗難事案

自転車の盗難事案は、区内で発生した刑法犯の約4割を占めています。自転車盗難は、路上に限らず、一戸建て住宅の敷地内やマンションの駐輪場でも発生しています。

防犯対策のポイント

  • 短い時間でも自転車を離れる時は、必ずカギをかけ、駐輪場に置く。
  • 防犯性の高いシリンダー錠に換える。ワイヤー錠を使い、「ツーロック」にする。
  • 必ず防犯登録をする。

侵入窃盗事案(空き巣など)

区内で空き巣の他事務所や店舗の侵入窃盗事案が多発しています。

防犯対策のポイント

  • わずかな時間の外出でも必ず戸締りをする。((補足)2階の部屋やトイレの窓も施錠する。)
  • 合鍵を玄関周辺などに置かない。
  • 庭先などに足場になるようなものを置かない。
  • 家族旅行等で自宅を長期間留守にする際は、ポストから配達物があふれないように新聞の配達を止めたり、郵便物の留め置きをして、留守宅であるとわからないようにする。
  • 窓ガラスに防犯フィルムや補助錠を設置する。

(補足1)防犯対策には、防犯ガイドブック「世田谷区スクラム防犯」をご活用ください。

特殊詐欺の発生状況

オレオレ詐欺、架空請求詐欺、還付金詐欺などをはじめとする特殊詐欺の被害にあわれる方が後を絶ちません。

世田谷区内では、令和4年の1年間で199件(-30件)の被害が発生し、被害金額は約4億1,300万円(-約1億6,800万円)となっています。(カッコ内は前年比)

お金が絡む話はひとりで決めず、必ず家族に相談するようにしましょう。

還付金詐欺に注意!!

還付金詐欺の手口は、区役所職員になりすまし、「医療費の還付金のお知らせの封書が届いていませんか。申請のない方に電話連絡をしています。今なら、まだ手続きが間に合います。」などの電話の後、言葉巧みにATM(現金自動預払機)に誘導し、指示とおりに操作させ、預金を犯人の口座に送金させる手口です。

ATMを操作して還付金が戻ってくることは、絶対にありません。

キャッシュカード詐欺盗に注意!!

警察官や銀行協会、大手百貨店などの職員を名乗り「キャッシュカードが不正に利用されているので使えないようにする。」などと電話をした後、自宅を訪問し、言葉巧みにキャッシュカードと暗証番号を書いたメモを封筒に入れさせます。その後、「封筒に割り印を押しますので印鑑を持ってきてください。」などと家人をその場から離れさせ、その隙に偽物のカードが入った封筒とすり替え盗み取る手口です。

自動通話録音機を設置して電話に「カギ」!!

どんな手口の特殊詐欺でも始まりは、「電話」(アポ電)からです。

電話に「カギ」をかける対策を実施しましょう。

世田谷区では、警告メッセージと録音機能により被害を未然に防ぐことのできる自動通話録音機を数量限定で無料貸出中です。

ご希望される方は世田谷区地域生活安全課(03-5432-2267)までお電話をお願いします。

詳しくは、下記リンクを参照してください。

https://www.city.setagaya.lg.jp/mokuji/kurashi/005/002/002/d00164219.html

その他にも、自宅の電話を在宅時であっても常に留守番電話に設定しておき、犯人と直

接対応する機会を一旦遮断する「留守番電話作戦」が効果的です。

在宅中も常に留守番電話に設定し、着信時の電話番号に心あたりがない場合は電話に出

ないようにしましょう。

子どもをねらう犯罪(不審者による声掛けや連れ去り)

不審者による声かけ事案は、午後2時頃から午後6時頃の間に多く発生しています。

防犯対策のポイント

  • 子ども一人での外出はできるだけ避ける。
  • 防犯ブザーは直ぐに使えるようにしておく。
  • 通学路の危険箇所や「いざ」という時に助けてくれる、交番、コンビニエンスストア、子ども110番の家などを親子で確認する。

(補足) 防犯ガイドブック「世田谷区スクラム防犯」もご活用ください。

困った・悩んだときの相談リスト

不審な人物を見かけたり、生活の中で不安を感じた際、または万が一の時などに様々な相談窓口があります。

各種相談先

警察に相談ごとがある場合
相談先 電話番号 備考
警視庁総合相談センター

#9110

03-3501-0110

(月曜日)~(金曜日)8時30分~17時15分

添付ファイル

PDFファイルの閲覧にはAdobe Reader(無償)が必要です。お持ちでない方は、Adobe社のサイトからダウンロードしてください。

関連リンク

このページについてのお問い合わせ先

危機管理室 地域生活安全課

電話番号 03-5432-2267

ファクシミリ 03-5432-3066