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最終更新日 2024年5月14日
ページID 511
安全で安心して生活することのできる地域社会を創ることは、すべての区民の皆様の共通の願いです。私たちの身の周りでは、毎日のように事件や事故は起こり、多くの方が被害にあっています。特に、子どもや高齢者の方など社会的に弱い立場に置かれている人たちの安全が脅かされています。
世田谷区は、防犯活動を通して、すべての区民の皆様が安全で安心して暮らせる地域社会の実現を目指します。
安全で安心な世田谷づくりを目指して、2003年から防犯冊子「世田谷区スクラム防犯ガイドブック」を作成しております。世田谷区の防犯に特化し、10年、20年先を見据えた内容となっております。具体的な内容としては、身近な犯罪から身を守る方法、世田谷区の安全の状況、今すぐできる予防対策を載せていますので、防犯活動などにご活用ください。
世田谷区スクラム防犯ガイドブックPDF:世田谷区スクラム防犯ガイドブック(PDF:3,188KB)
令和5年中の世田谷区内刑法犯認知総数は4,084件(+408件)でした。
内訳は、強盗7件(-3件)、侵入窃盗100件(+13件)、ひったくり0件(-2件)、車上ねらい64件(-4件)、自動車盗4件(ー7件)、オートバイ盗29件(+10件)、自転車盗1,607件(+207件)、その他2,273件(+194件)となっています。(カッコ内は前年比)
犯罪の抑止には、警察署や区による取り組みに加え、区民の皆様の日頃からの防犯活動などが必要不可欠です。
引き続き、各種防犯対策や地域での防犯パトロール活動などのご協力をお願いいたします。
(補足)町丁別の刑法犯認知件数については、世田谷区内町丁別刑法犯認知件数と、東京都治安対策本部作成の大東京防犯ネットワーク(防犯情報マップ)防犯情報マップをご参照ください。
自転車の盗難事案は、区内で発生した刑法犯の約4割を占めています。自転車盗難は、路上に限らず、一戸建て住宅の敷地内やマンションの駐輪場でも発生しています。
区内で空き巣の他事務所や店舗の侵入窃盗事案が多発しています。
(補足1)防犯対策には、防犯ガイドブック「世田谷区スクラム防犯」をご活用ください。
オレオレ詐欺、架空請求詐欺、還付金詐欺などをはじめとする特殊詐欺の被害にあわれる方が後を絶ちません。
世田谷区内では、令和5年の1年間で170件(-29件)の被害が発生し、被害金額は約10億2,300万円(+約6億1,000万円)となっています。(カッコ内は前年比)
お金が絡む話はひとりで決めず、必ず家族に相談するようにしましょう。
還付金詐欺の手口は、区役所職員になりすまし、「医療費の還付金のお知らせの封書が届いていませんか。申請のない方に電話連絡をしています。今なら、まだ手続きが間に合います。」などの電話の後、言葉巧みにATM(現金自動預払機)に誘導し、指示とおりに操作させ、預金を犯人の口座に送金させる手口です。
ATMを操作して還付金が戻ってくることは、絶対にありません。
警察官や銀行協会、大手百貨店などの職員を名乗り「キャッシュカードが不正に利用されているので使えないようにする。」などと電話をした後、自宅を訪問し、言葉巧みにキャッシュカードと暗証番号を書いたメモを封筒に入れさせます。その後、「封筒に割り印を押しますので印鑑を持ってきてください。」などと家人をその場から離れさせ、その隙に偽物のカードが入った封筒とすり替え盗み取る手口です。
どんな手口の特殊詐欺でも始まりは、「電話」(アポ電)からです。
電話に「カギ」をかける対策を実施しましょう。
世田谷区では、警告メッセージと録音機能により被害を未然に防ぐことのできる自動通話録音機を数量限定で無料貸出中です。
ご希望される方は世田谷区地域生活安全課までお電話をお願いします。
詳しくは、下記リンクを参照してください。
その他にも、自宅の電話を在宅時であっても常に留守番電話に設定しておき、犯人と直
接対応する機会を一旦遮断する「留守番電話作戦」が効果的です。
在宅中も常に留守番電話に設定し、着信時の電話番号に心あたりがない場合は電話に出
ないようにしましょう。
不審者による声かけ事案は、午後2時頃から午後6時頃の間に多く発生しています。
(補足)防犯ガイドブック「世田谷区スクラム防犯」もご活用ください。
不審な人物を見かけたり、生活の中で不安を感じた際、または万が一の時などに様々な相談窓口があります。
相談先 | 電話番号 | 備考 |
---|---|---|
警視庁総合相談センター |
#9110 03-3501-0110 |
(月曜日)~(金曜日)8時30分~17時15分 |
危機管理部 地域生活安全課
電話番号:03-5432-2267
ファクシミリ:03-5432-3066