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最終更新日 2023年9月1日
ページID 14512
9月1日は、関東大震災が発生してから100年を刻む日になります。1923年9月1日11時58分に発生した関東大震災は、マグニチュード7.9と推定される大地震であり、10万人を超える犠牲者が発生しました。また、混乱の中で流言飛語(デマ)が流布され、当時の自警団による朝鮮半島出身者等を狙った襲撃や撲殺事件等が起きたことも忘れないでいたいと思います。
今年に入ってからも、関東一円で地震が相次いでいます。いつ、関東大震災級の地震が起きないとも限りません。
区では、過去の災害を教訓にした対策を進めています。人口92万人が住む住宅密集地にあっては、避難所に入ることができる人数も限られています。火災の危険がなく、自宅が倒壊等のおそれのない場合には、そのまま生活を続ける「在宅避難」を推奨しています。住み慣れた自宅で在宅避難を続けるためにも、日頃からご家庭での備えをお願いします。
世田谷区長
保坂展人(のぶと)
区は、在宅避難を支えるため、正確な情報提供と、やがて到着する支援物資等の配布等を支えます。また、在宅避難者が利用できる充電スポットの整備に取り組むとともに、今年度は在宅避難に関する啓発パンフレットの全戸配布を行います。それらも参考に、区民の皆さんも、災害時の備えの点検をお願いします。
関東大震災は、大正12年(1923年)9月1日午前11時58分に発生しました。関東付近では震度6(マグニチュード推定7.9)を観測し、全半壊・消失・流出・埋没の被害を受けた住家は総計約37万棟、死者・行方不明者は約10万5000人に及びました。
都の被害想定では、マグニチュード7クラスの地震が今後30年以内に約70%の確率で発生すると推定されています。これから来る大震災に備えましょう。
問合せ先:災害対策課 電話番号:03-5432-2262 ファクシミリ番号:03-5432-3014
避難所に行くことだけが避難ではありません。避難所はスペースや備蓄が限られており、環境の変化などによって体調を崩す人もいます。火災などの危険がないことを十分確認し、自宅が安全な場合は、在宅避難をしましょう。
⇒問題がなければ在宅避難ができます。
※自宅が倒壊するおそれがあるなど避難が必要なときは、すぐに自宅外へ避難をしましょう。
都では、災害等による停電時でも自宅での生活を継続しやすいマンションを「東京とどまるマンション」として登録・公開することで、普及を図っています。登録しているマンションには、防災キャビネット等の防災備蓄資器材の購入に補助を行っています。
詳しくは、後記からご覧ください。
トドまるくん
(1)情報登録・閲覧制度:https://www.mansion-tokyo.metro.tokyo.lg.jp/kanri/02lcp-touroku.html
(2)普及促進事業(防災備蓄資器材の補助事業):https://www.mansion-tokyo.metro.tokyo.lg.jp/kanri/02lcp-touroku/02fukyusokushin.html
問合せ先:都住宅政策本部マンション課 (1)=電話番号:03-5320-7532 (2)=電話番号:03-5320-5007
上記お問い合わせ先参照
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