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最終更新日 2024年11月19日

ページID 3184

食中毒予防の3原則を守りましょう!~手はしっかり2度洗い

食中毒予防の3原則をご存じですか?
食中毒を防ぐために、3原則を守ることが重要です。

食中毒予防の3原則とは

食中毒予防の3原則

  • つけない
  • 増やさない
  • やっつける

つけない ~食品に細菌やウイルスをつけない

「つなけない」ポイント

  • きちんと手洗いをする
  • 清潔な調理器具を使用する
  • 食品は、フタつきの容器やラップを使って保管する

増やさない ~食品中で細菌が増えないようにする

「増やさない」ポイント

  • 要冷蔵の食材や、できあがった料理は、長時間室温に置かないようにし、早めに食べ切る
  • 冷蔵庫には温度計を入れ、10℃以下になっていることを確認する(温度計がない場合は、冷蔵庫の中身を7割くらいにおさえ、詰めこみ過ぎないよう注意する)
  • 冷凍品の解凍は、冷蔵庫や電子レンジを使い、自然解凍を避ける


主な食中毒細菌・ウイルスの発症菌量

やっつける ~細菌・ウイルスをやっつける

「やっつける」ポイント

  • 加熱調理食品は十分に加熱する(中心部で75℃1分以上、ノロウイルス汚染のおそれがある二枚貝などは85~90℃90秒以上)
  • 包丁、まな板、ふきん、スポンジなどは、熱湯や塩素系消毒薬で消毒する

手はしっかり2度洗い

「つけない」の基本となるのは手洗いです。手には目に見えない多くの病原体が付着していますので、ポイントをおさえて効果的な手洗いをしましょう。

手洗いが必要なタイミング

  • 外出から帰ってきた時
  • トイレのあと
  • 調理を始める前
  • 生野菜サラダや果物を扱う前(そのまま食べるものの調理、盛り付け前など)
  • 生肉や生魚に触れたあと
  • 食事の前

正しい手の洗い方

  • 腕時計や指輪等は、手を洗う前に外します。流水で目に見える汚れを落とし、ハンドソープをつけてよく泡立て、汚れを落としていきます。
  • 1.手のひら          手のひらをこすっている画像

    手のひらをこすります。

    2.手の甲(左・右)手の甲をこすっている画像

    手の甲をこすります。

    3.指の間              指の間を洗っている様子

    指の間を洗います。

    4.指先(左・右)指先を洗っている画像

    指先、爪の間を洗います。

  • 6.親指(左・右)親指をこすり洗いしている様子

    親指をねじりながら洗います。

    7.手首(左・右)手首を洗っている様子

    手首を洗います。

     

    洗い残しの多い部分
    (色が濃いところほど多い)

    洗い残しのしやすい箇所の説明画像

     

     

     

最後にハンドソープを流水でよく洗い流し、ペーパータオルや清潔なタオルでしっかりふきましょう。2度洗いは、この一連の流れを2回繰り返します。

2度洗い効果

 

手洗い動画について

世田谷保健所手洗い動画「今こそみんなでひろげよう 手洗いの輪」(2分45秒)

正しい手洗いの手順、洗い残しのしやすい箇所、手洗いが必要なタイミングについて、職員が解説しています。

DVDの貸出も行っています。

ハンドソープの精プリンスくんのイラスト世田谷保健所手洗い応援キャラクターハンドソープの精 プリンスくん

感染症予防

みんなで手洗い世田谷保健所生活保健課手洗いは、食中毒予防だけでなく新型コロナウイルス感染症を含む感染症予防にも有効です。手に菌やウイルスがついた状態で、目や耳、口などの粘膜に触れることにより、感染のリスクが高まります。家に帰ったらまず、しっかり手を洗いましょう。

特に、小さな子どもは手を口や目にもっていきがちです。ご家族の方はお子様の手洗いを習慣づけ、きちんと手洗いができているか見届け、手洗いを頑張ったらたくさんほめてあげると良いかもしれませんね。

家庭でできる食中毒予防

食中毒は、飲食店だけではなく、家庭の食事でも起こります。普段当たり前にしている行動を思い返し、食中毒予防の三原則を守れているか、考えてみましょう。

また、家庭でできる食中毒予防の6つのポイントも紹介していますので、参考にしてください。

手洗いは、食中毒予防だけでなく感染症予防にも有効です。正しく洗って、健康に毎日を過ごしましょう。


家庭でできる食中毒予防の6つのポイント

お問い合わせ先

世田谷保健所 生活保健課 食品衛生企画

ファクシミリ:03-5432-3054