災害時のごみの分け方・出し方
大型の地震や風水害が発生すると多くのごみが出ます。
災害時に家庭・避難所から出るごみは、区が収集しますので、ごみを出す際には、発災後に区からお知らせするごみの分け方・出し方を必ずご確認ください。
きちんと分別を行うことで、効率的に処理が進み、早期復旧・復興にもつながります。
みんなで力を合わせて災害時の困難を乗り越えましょう。
ご協力のお願い
(1)災害発生時のごみ出しは、区からの広報をお待ちください
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災害による被害が大きい場合、ごみの収集を一旦中止することがあります。収集の再開は、風水害が発災後の翌営業日、地震が発災後の3日目を目標としております。
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収集の中止・再開、ごみの分け方・出し方については、ホームページや防災行政無線等でお知らせいたします。区からの広報があるまで、ごみ出しはお控えいただくようお願いします。
(2)公衆衛生を守るために、ごみ出しの優先順位をお守りください
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大量のごみが発生し、収集が間に合わない場合は、公衆衛生を維持するために、まずは燃えるごみと携帯トイレを優先的に収集します。その他のごみに関しては、収集が再開するまでご自宅での保管をお願いします。
ごみ出しのルールを守っていただかないと…
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指定された場所や日にち以外でごみを出すと、緊急車両の通行を妨げたり、管理が行き届かず火災が起こることがあります。また、そのごみを片付けるために時間がかかり、収集が遅れる原因にもなります。

燃えるごみや粗大ごみが混廃化した様子
出典:環境省災害廃棄物対策フォトチャンネル
災害時のごみの分け方・出し方(概要)
災害時のごみの分け方・出し方は、災害の種類や被害の規模などによって異なります。そのため、具体的な方法については災害後にお知らせしますが、概要は以下のとおりです。
また、災害時には停電や通信障害が起こる可能性があります。平常時からこのページをご確認いただいたり、こちらのチラシ(PDF:757KB)を印刷やダウンロードして保管いただくようお願いします。
生活ごみ
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生ごみや古紙、ペットボトルなど普段の生活でも発生するごみ・資源は、いつもの分別・いつもの場所にお出しください。
※大量のごみが発生し、収集が間に合わない場合は、燃えるごみのみを先行して収集します。その他のごみは、収集が再開するまでご自宅での保管をお願いします。
携帯トイレ
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災害時に使用した携帯トイレは、他の燃えるごみとは分けて、他の燃えるごみと同じ場所にお出しください。また、ビニール袋は二重にし、袋内の空気を抜き、口をしっかり縛ってください。
※携帯トイレは、燃えるごみとは違う日に収集する場合があります。
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断水や上下水道管の破損がおこると、トイレは使えなくなります。携帯トイレの備蓄をご検討ください。
避難所ごみ
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平常時と同様の分別を基本としますが、被災状況や資材の確保、職員体制により変わる可能性があります。避難所ごとのルールをご確認ください。
片付けごみ
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災害で壊れたり、水浸しで使えなくなった家具や家電などは、収集開始後に生活ごみとは分けて、区が指定した場所にお出しください。ただし、平常時に区が収集していない家電リサイクル法の対象品(テレビ、冷蔵庫、エアコン、洗濯機)などについては、災害の規模によって区が収集しない場合があります。
■片付けごみの分別区分(例)
種類 |
片付けごみの一例 |
家具 |
タンス、食器棚、テーブルなど |
廃家電 |
テレビ、冷蔵庫、照明器具、その他の家電製品 |
布団類 |
布団、マットレス、じゅうたん、畳など |
その他
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割れた食器・ガラスなど |