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最終更新日 2021年12月9日

ページID 604

帰宅困難者対策について

帰宅困難者とは

帰宅困難者とは、災害時に外出している人のうち、公共交通機関が停止し、徒歩で帰宅することが困難な人のことです。発災直後に、むやみに移動を行うと救助・救命活動に支障をきたし、また、徒歩で帰宅中に余震などで二次災害に遭う可能性があります。災害発生時はむやみに移動せず、安全な場所にとどまりましょう。

帰宅困難者の行動のポイント

大地震に遭遇しても「あわてず、落ち着いて」行動するために、居場所に応じた身の守り方を覚えておきましょう。施設が安全な場合、発災後3日間は勤務先などに留まりましょう。

むやみに移動しない

災害発生後、すぐに帰宅しようとすることは大変危険です。徒歩帰宅するかを適切に判断するため、事前にしっかりと準備をしておきましょう。

安否確認をする

災害用伝言ダイヤル171などを活用し、家族や職場と連絡をとり、冷静に行動できるよう気持ちを落ち着かせましょう。あらかじめ、家族や職場などで連絡方法を共有しておきましょう。

正確な情報をキャッチして冷静に行動する

災害時にはデマなどの情報が流れやすいため、正確な情報源により情報を入手し、どのような行動が安全なのか判断しましょう。

お互いに助け合う

一時待機できる施設においては、要配慮者(高齢者、障害者、乳幼児、妊産婦など)を優先しましょう。

帰宅困難者の方に対する情報発信について

災害時は、世田谷区のホームページ、世田谷区災害・防犯情報メール配信サービス、世田谷区公式X(旧ツイッター)等により、帰宅困難者の方に対する支援の情報(支援施設の開設状況等)をお知らせします。

帰宅困難者の方に対する支援施設について

災害時に徒歩での帰宅が困難な方に対して、支援施設を用意しています。

一時滞在施設

帰宅が可能になるまで待機する場所がない帰宅困難者等を一時的に受け入れる施設です。

設置時期 発災から72時間(最大3日間)程度まで

支援事項 食料、飲料水、ブランケット、トイレ、休憩場所、情報など

一時滞在施設一覧【東京都指定施設】

施設名

所在地

世田谷市場 大蔵1丁目4番1号
世田谷総合高等学校 岡本2丁目9番1号
駒沢オリンピック公園総合運動場 駒沢公園1番1号
松原高等学校

桜上水4丁目3番5号

総合工科高等学校 成城9丁目25番1号
園芸高等学校 深沢5丁目38番1号
深沢高等学校 深沢7丁目3番14号

帰宅困難者支援施設

帰宅困難者の徒歩帰宅を支援するための区が指定する施設及び協定締結による施設です。

設置時期 発災から24時間程度まで

支援事項 飲料水、トイレ、休憩場所など

帰宅困難者支援施設一覧【区指定施設】
地域 施設名 所在地 周辺駅・道路
世田谷 太子堂区民センター 太子堂1丁目14番20号 三軒茶屋駅・国道246号
世田谷 上馬地区会館

上馬4丁目10番17号

(上馬複合施設内)

国道246号
世田谷 経堂地区会館 経堂3丁目37番13号 経堂駅
北沢 北沢総合支所

北沢2丁目8番18号

下北沢駅
北沢 代田区民センター 代田6丁目34番13号 新代田駅・環状7号線
玉川 深沢区民センター 深沢4丁目33番11号 駒沢通り
玉川 桜新町区民集会所 桜新町1丁目30番14号 桜新町駅・国道246号
砧区民会館成城ホール 成城6丁目2番1号 成城学園前駅
大蔵第二運動場ロビー 大蔵4丁目7番1号 世田谷通り
烏山 烏山区民センター 南烏山6丁目2番19号 千歳烏山駅・甲州街道
烏山 上北沢区民センター 上北沢3丁目8番9号

上北沢駅

帰宅困難者支援施設一覧【区協定締結施設】
地域 施設名 所在地 周辺駅・道路
世田谷 世田谷郵便局 三軒茶屋2丁目1番1号 三軒茶屋駅・国道246号

災害時帰宅支援ステーション

災害時、緊急・救助活動が落ち着いた後に帰宅困難者の徒歩帰宅を支援するため、水道水、トイレ、地図等による道路情報、ラジオ等で知り得た通行可能な道路に関する情報などを提供する施設です。

想定する施設は、学校等の公共施設や、沿道に多数の店舗があるコンビニエンスストア、ファミリーレストラン、ガソリンスタンド等の民間施設です。

帰宅困難支援ステーションとして開設される施設にはステッカーが貼ってあります。

設置時期 発災後、東京都からの要請を受けた時

支援事項 飲料水、トイレ、帰宅支援情報など

帰宅困難支援ステーションのステッカー画像
帰宅困難支援ステーションのステッカー

上記施設の発災時の対応は、あくまで目安であり、施設や周辺の状況によって異なります。災害時は、世田谷区のホームページ、世田谷区災害・防犯情報メール配信サービス、世田谷区公式X(旧ツイッター)等により、帰宅困難者の方に対する支援の情報(支援施設の開設状況等)をお知らせします。

アプリで近くの支援施設が確認できます

スマートフォン・タブレットをお持ちの方は、以下に紹介するアプリをインストールすることで、災害時に通信状況が途絶した場合でもオフラインで避難先、避難ルートが確認できます。ご高齢の方にもご活用いただけるよう、ご家族でサポートしていただきますようご協力をお願いします。

東京都防災アプリ

東京都防災アプリでは防災マップや最新の災害情報のほか、「あそぶ」「まなぶ」「つかう」をコンセプトに楽しみながら防災の知識を得られたり、災害時に役立つコンテンツが搭載されています。

※こちらのアプリでは「一時滞在施設」「災害時帰宅支援ステーション」が確認できます。

詳しくは、以下のリンク先をご覧ください。

東京都ホームページ「東京都防災アプリ」

事業所における帰宅困難者対策

帰宅困難者の課題を解決するためには、個人や企業による自主的な取組を進めていくことが重要です。そのために東京都は、平成24年に「東京都帰宅困難者条例」を策定し、「帰宅困難者対策実施計画」を策定しました。具体来な対策については「東京都帰宅困難者対策ハンドブック」東京都のホームページをご覧いただき、帰宅困難者対策にご協力をお願いします。

帰宅困難者対策に関する啓発物

災害時帰宅困難者ハンドブック

帰宅困難者の災害時における行動、地震から身を守るための行動、日頃の備え等についてのポイントをまとめたハンドブックです。

災害時帰宅困難者ハンドブックの表紙画像
災害時帰宅困難者ハンドブック

配布場所

災害対策課、各 総合支所 地域振興課、まちづくりセンター

お問い合わせ先

危機管理部 災害対策課  

ファクシミリ:03-5432-3014