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最終更新日 2013年7月1日
ページID 7822
皆様はじめまして。私は成城さくら児童館で働いている福祉職3年目の職員です。今日は私の働く児童館を紹介したいと思います。皆様の今後の参考にしていただければ幸いです。
職員皆で仮装大会に出場しました!
まず「児童館ってどんなところ?」という方もたくさんいらっしゃると思います。(実は私もそうでした)なので簡単にではありますが児童館の紹介をさせて頂きます。
児童福祉法で規定された児童(ここでは0~18歳までを言います)に健全な遊びを与え健康を増進し、情操を豊かにすることを目的とした児童厚生施設です。マタニティの方から児童の健全育成に関心を持ってくれている地域の大人まで幅広い世代の方が来館する場所です。世田谷区には25の児童館があります。
児童館では日常活動として「調理」「工作」「てづくり」「伝承あそび」に「子育て支援」「中高生支援」など様々な行事・活動を行っています。
また行事ばかりではなく児童館には日々たくさんの小学生や中学生・高校生も遊びに来ます。たくさんの来館者と「遊びをとおして関わりを深めていく」のも児童館の大切な職務です。
様々な活動をおこなっている児童館ですが、職員は館長を含めて5名(6名の児童館もあります。)で運営をしています。そのため1人1人が受け持っている職務の範囲はとても広いものとなっています。
昨年から私の担当の一つに「中高生支援活動」というものがあります。現在、世田谷区では「こども計画 後期計画」として「中高生への支援の充実」を強く進めており、各児童館がそれぞれ特色を生かした様々な中高生支援活動をおこなっています。また、地域単位での活動も行われており、昨年度は私を含めた担当6名で「砧地域交流バスケットボール大会」を企画し、多くの中高生が参加し交流を深める事ができました。今年度も同様に地域の児童館合同の中高生対象の活動を企画・検討中です。
さらに、昨年度より6月に行われる世田谷区全体の中高生支援活動「TEENAGE CARNIVAL」(中高生世代が集まるライブパフォーマンスの場、今年度の出演者数は23団体。100名以上の中高生が参加するイベント)の担当になり、他の担当職員、そして大勢の中高生たちと一緒にイベントをもりあげることができました。
児童館には、乳幼児連れの方から小学生、中高生さらには地域の方々など、毎日多くの方が来館します。そのため、様々な筋書きの無いドラマのような出来事が毎日のように起こり、そんな児童館の日々に「同じ日」というものはありません。
3年たった今でも、毎日新しいことの発見の連続です。そんな日々にやりがいを強く感じています。
ここまで児童館の良いことばかり紹介させていただきました。しかし私は中学生の頃から保育園で働くことを夢見ていました。高校を卒業してから世田谷区の保育園で約8年間アルバイトとして働きながら保育士の資格を取り、採用試験を終え、保育園での仕事の日々に夢を抱きながら迎えた4月1日。ところが、配属先はなんと児童館!本当にビックリしました。実は児童館には小中学校の時に数回遊びに行った事がある程度で知識というものは全く無い状態でした。正直に申しますと最初はかなりショックを受けました。休みの日も児童館で本当にやっていけるのかと大変不安でした。
勤務が始まってからも戸惑いの連続でした、それまで何年もの間、一番大きくても6歳児としか関わってこなかった自分が小学生や中高生と関わる。そのギャップを埋めることに苦労しました。しかし日々遊びに来る子どもたちや、地域の方々と関わりを深めていくに連れて次第に児童館職員としての職務に「やりがい」を見出せるようになりました。それからは日々の職務が楽しくてたまらなくなり、今では児童館職員になれて本当に良かった!と心から思っています。
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最後になりますが、もし配属先が自分の一番に希望していた場所でなくても落ち込まないで下さい!就いた職場で必ず「やりがい」が見つかります。実はそちらの方が向いていた、という事もあるかもしれません。少なくとも私はそうでした!
福祉職を受験予定の皆様、世田谷区福祉職(児童館勤務)の内容について簡単ではありましたがご理解いただけましたでしょうか?
来年から皆様と一緒にお仕事が出来るのを楽しみにお待ちしています!
総務部 人事課
電話番号:03-5432-2101
ファクシミリ:03-5432-3009