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最終更新日 2014年3月1日
ページID 7819
環境衛生監視の仕事は大きく分けて3つです。
まず一つ目は、美容所、クリーニング所、興行場、旅館などの許認可監視指導の仕事です。
二つ目は、ビルやマンションなどの貯水槽の衛生管理指導や、多人数が利用し、かつ、3,000平方メートル以上の延床面積を有する店舗や事務所等の届出や立入検査を担当する仕事です。
三つ目は、住まいの衛生に関する業務として、住居内の環境衛生に関する相談や指導を行い、環境衛生の改善や向上を図ったり、社会福祉施設などの入浴施設等におけるレジオネラ属菌の実態調査をする仕事です。
その中でも、私は一つ目の美容所、クリーニング所等の許認可監視指導をしたり、プールや公衆浴場の衛生管理状況を確認する係に所属しています。美容所やクリーニング所には、施設の広さや消毒設備が定められています。また、プールや公衆浴場には、施設の構造設備の基準とともに、水質基準なども定められています。
これらが遵守されるよう、施設のオープン前に確認し、その後も定期的に検査に伺っています。プールや公衆浴場の具体的な監視指導は、水質基準が一定基準を満たしているか確認をするため、採水を行い、区の試験検査室で検査をしてもらい、その結果に基づき不適合だった際には指導します。
仕事の面白いところは、普段お客として利用している各営業施設にオープン前に入ったり、スタッフしか入れないような場に入れることです。職員になってから、美容所や、温泉施設等を利用する際、やたら、衛生管理状況を確認するようになってしまったのも職業病かなと思っています。
また、営業施設へ訪問するために、外に出る機会が多いのも私にとっては楽しいです。世田谷区は緑が多く、天気の良い日に営業施設へ訪問に行くのは、とても気持ちいいです。しかし、23区内でも2番目に広い面積を有し、二子玉川や下北沢等商業地域があり、営業施設の数が非常に多いため、暑い日や寒い日は体力勝負です。
仕事で難しいと感じることは、法律に基づいた仕事をしているため、時に現状にあった指導ができない時がある点です。また、新しい営業形態がどんどん出てくる中で、法律はそこまで追いつかない時があり、指導する立場として心苦しいと思いながら、法律に基づいて指導する時もあります。
柔軟性を持った対応が区役所職員としても望まれる中、しかし、法律を遵守しなければならないというジレンマを抱える時に、仕事の難しさを感じます。
世田谷区を選んだ理由は、正直、家から通い易いということや、「住みやすい街」としてイメージが良いという理由からでした。しかし、実際、入区してみて、人口が23区内で1番多いため、同期を含めて職員数が非常に多く、また、民間企業からの転職者など、様々な経験をしてきた多くの方々との出会いがあるため、色々な考えを学ぶ良い機会になりました。
更に、世田谷区の環境衛生監視員は経験豊かなベテランの方々が多く、優しく指導してくださるとともに、若手も非常に多いので、困ったときは相談ができ、非常に働き易い職場だと思います。
衛生監視という職種は、幅広く、区民の方々が利用する施設の衛生管理の維持に携われるので、毎日新鮮な気分で働くことができると思います。世田谷区は、23区内でも、先進的な取り組みを行ったり、意欲的な職員が多いので、世田谷区職員として多くの住民のために頑張りたいという強い希望を持った方々には、ピッタリの職場だと思います。
どこの区を選ぶのかを決めることは難しいと思いますが、もし、興味のある区に先輩がいるのなら、お話を聞き、仕事内容や雰囲気を聞いた上で決めることをオススメします。そのうえで世田谷区を選んでいただければ嬉しい限りです。
(注意)職員の所属は平成26年3月現在
総務部 人事課
電話番号:03-5432-2101
ファクシミリ:03-5432-3009