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最終更新日 2013年7月1日
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特別区職員を目指している皆さん、はじめまして。
私が世田谷区に採用されたのは昭和54年、今から34年前のことです。おそらくまだ皆さんが生まれる前のことでしょう。
私がこれまで配属されてきた職場は、交通安全啓発を行う部署、災害対策業務を行う部署、男女共同参画推進業務を行う部署、区広報紙等を作成する部署、教職員の健康管理業務を行う部署、道路や公共施設用の土地取得業務を行う部署などさまざまです。区役所っていろいろなお仕事をしているのです。
現在は、清掃・リサイクル部管理課で調整係長をしています。現在の部署に配属されたのは東日本大震災の翌月、異動後すぐに23区で清掃職員と清掃車両を仙台市へ派遣することとなり、調整・準備に大わらわとなりましたが、派遣された職員は、まだ寒さ厳しく町中にがれきも積み上がる中、一生懸命被災地支援のために尽力してくれました。
昨年度は、震災で甚大な被害を受けた宮城県女川町の災害廃棄物を23区内の清掃工場で受入れることに対して、区民の方からの問い合わせやご意見への対応に追われた1年でした。もし、世田谷区内に甚大な被害をもたらす災害が発生したら…、私たちは公務員として「区民の生命と財産を守る」という責務を果たしていかなければなりません。
仙台市内で生活ゴミの収集・運搬支援を行う世田谷区職員
以前、あるノーベル文学賞作家の方が世田谷区内の公共施設で講演された際、とても印象に残った言葉があります。それは、「人は経験に学ぶ」という言葉です。
皆さんが区役所職員となった場合、2~3か所の職場を経験する頃には主任主事昇任選考の対象となります。これまでの知識や経験を活かし、後輩の指導や係長の補佐などに取り組んでいくことになるでしょう。この主任主事を5年間経験すると、次は係長昇任選考に臨むことになるのです。係のトップとなる訳ですから責任感も増しますが、自分自身を成長させるために、さらなるステップアップに臨んでほしいと思います。
ところで、「世田谷区」というと、皆さんはどのようなイメージをもっていますか。下北沢や三軒茶屋、二子玉川といった若者にも人気のまちがありますが、やはり住宅地というイメージが強いのではないでしょうか。現在の世田谷区の人口は86万人強で、いくつかの県の人口をも上回っています。
世田谷区では、「安全で安心なまち」、「魅力的で活力あふれるまち」、「健康でやすらぎのあるまち」、「世田谷の文化を育み、未来が輝くまち」、「区民が創るまち」の5つを将来目標として区政に取り組んでいますが、私たちが区民の皆さんとともに築いてきた世田谷区は、これから20年後、30年後どのようになっているのでしょうか。
その時の区政の中心となっているのは、これから採用される皆さんです。皆さんの発想や行動が、区民の皆さんとともにこれからの世田谷区を築いていくのです。
今も将来も魅力あふれる世田谷区であり続けるために、私たちと一緒に働いてみませんか。来年の4月、ちょっぴり不安を抱えながらも、大きな希望に満ちて採用辞令を受け取る皆さんを待っています。
総務部 人事課
電話番号:03-5432-2101
ファクシミリ:03-5432-3009