自転車のルールとマナー
最終更新日 令和5年2月13日
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自転車は乗れるよ!でも、自転車にルールってあるの?と思っているあなた。自転車は人力ですが車の仲間です。自転車を運転する時にはルールを理解し、歩行者に危ない思いをさせずに運転しましょう。そして、危険な運転を控えるためにも違法な運転と歩道での通行ルールやマナーを改めて確認しましょう。
こんな運転していませんか?
自転車に乗れても、ルールってちゃんと知っています?キチンと覚えていますか?
こんな運転、まさかしてませんよね、それ違法(道路交通法)ですから!
周りに迷惑かかってます。ご注意ください。
自転車は歩道を通行しても良いの?悪いの?
歩道は歩行者のための道です。自転車は車道の左側を通行することが定められています。しかし、道路交通法では以下の場合、歩道の通行を特例として認めています。
1.歩道に「自転車通行可」の道路標識がある場合
2.連続した路上駐車や道路工事により車道の通行が困難な場合
3.車道の交通量が多く、車と接触事故を起こす危険がある場合
4.運転者が13歳未満、70歳以上、身体が不自由な方(上記3項目にかかわらず通行可)
歩道では「お邪魔します」の気持ちを忘れずに。
歩道での自転車ルールを覚えておこう

歩道では、「歩行者に怖い」と思わせないようにお願いします。
道路交通法では、「徐行して進行しなければならない」と規定しています。徐行とは直ちに停止できるような速度のことです。
実際に歩道を徐行する際のルールは以下の通りです。
1.歩道の車道よりを通行する。
2.歩行者の通行を妨げるときは、一時停止する。
3.歩行者へのベルは禁止です(すみませんと一声かけてください)。
4.前から自転車が来た場合は、右に見るように通行する。
歩道は、歩行者優先です。危険なすり抜けやスピードの出しすぎはやめましょう。
お年寄りやお子さんは、自転車を避けようとして転ぶ場合もあります。ゆっくりな速度で通行していても、歩行者に配慮した運転をお願いします。
交差点での事故が多発しています
交差点での「出会いがしら事故」多くなっています
1.交差点では一旦停止
車の運転なら止まるのに、自転車だと一時停止をしないで交差点へ進入するケースが見受けられます。車からすると死角からいきなり出現する自転車には、ブレーキが間に合いません。急いでいても交差点ではしっかり止まって安全確認をお願いします。
また、右側通行をしていると交差点では車から、さらに見えにくくなります。右側通行は止めましょう。衝突のリスクがより高まります。
2.交差点では二段階右折
交差点では二段階右折をお願いします。危険回避のため、信号機の有無にかかわらずお願いします。
3.スクランブル交差点での注意
スクランブル交差点は歩行者が多い交差点です。歩行者優先を心掛け、押して横断歩道を渡ってください。ランダムに歩行者が交差する状況でのすり抜け運転は危険行為になります。歩行者に怖い思いをさせないようにお願いします。
自転車が従う信号機の再確認
1.車道を通行中の場合
自動車用の信号に従って通行してください。スクランブル交差点でも車と一緒に通行してください。
2.歩道を通行中の場合
歩行者用の信号に従って通行してください。スクランブル交差点では押し歩きで通行してください。
3.歩行者・自転車専用信号がある場合
右図の標識のある信号では、車道通行、歩道通行にかかわらずこの信号に従って通行してください。
横断歩道も歩道です。歩行者優先で!
横断歩道も歩道です。多くの人が一斉に渡るため歩道は混雑することがあります。歩行者の往来妨害にならないよう注意してください。混み合う横断歩道では、安全優先で押し歩きでの対応をお願いします。
右の写真のような、自転車横断帯がある際は自転車横断帯を通行してください。歩行者の皆さんはこのエリアにはみ出さないようにお願いします。
交差点によっては、自転車横断帯のみの交差点もあります。歩行者は横断禁止です。危険なのでやめましょう。
令和5年4月からヘルメットの着用が努力義務化へ
令和5年4月にヘルメット着用に関する道路交通法が施行されます。自転車に乗る全ての人は自転車用ヘルメットの着用が努力義務となります。
自転車の交通死亡事故では、頭部に致命傷を負って亡くなる方が非常に多くなっています。ご自身の命は勿論、ご家族の生活も守るためにも、ヘルメットの着用をお願いします。
(注意)13歳未満のお子さんのヘルメット着用は義務です
世田谷区ではお子さんの重大事故を防ぐため、13歳未満の幼児・児童のヘルメットの着用を世田谷区自転車条例で義務付けています。
保護者の方は引き続き、お子さんを危険な事故から守るためヘルメットの着用に努めていただきますよう、よろしくお願いします。
自転車も年に一度は健康診断を
働き者の自転車くん。雨の日も風の日も、通勤・通学や保育園への送り迎え、買い物のお供に頑張っています。働きすぎで疲れた体は人間同様点検が必要です。ご自身の健康診断の際に、「自転車も健康診断!」と思い出して、自転車屋さん等で診てもらってください。
すり減った靴を履き替える様にブレーキパットを。硬い体をストレッチするようにチェーンに油を。専門医である自転車屋さんにお気軽に相談してみてください。悪いところは早期発見、早期治療で自転車にも長く頑張ってもらうために。その他、自分でできる点検ポイントを以下にお示しします。
点検箇所 | 確認するポイント・注意点 |
チャイルドシート | お子さんを守るため、しっかり止まっているか確認を。 |
ライト | 点滅式ライトは無灯火扱いなので取り替えてください。 |
ブレーキ |
ブレーキレバーの遊びの幅の調整やブレーキパットの摩耗は、坂の多い地域では命にかかわる大事なポイント。効きが悪いと思ったら自転車屋さんへご相談も。 |
タイヤ |
空気が少ないとパンクしやすくなります。パンクを繰り返すと修理が効かなくなり、タイヤ交換に。定期的に空気を確認して必要に応じて補充しましょう。パンパンに入れすぎるのもNGです。 |
反射材 | 夜道で身を守る貴重なアイテム。汚れや破損を確認しましょう。 |
車体 | 走行中の異音は何かがこすれています。自転車の悲鳴を放置すると故障が大きくなったり、走行中のトラブルに発展します。トラブルを防いで安全に運転しましょう。 |
ベル | ベルは走行していて危険を知らせる時などに使用します。飛び出しや車のドアの開閉など、とっさの時に鳴らしやすい場所への装着を確認してください。 |
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