都市復興プログラム

最終更新日 令和5年1月4日

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都市復興プログラムとは

世田谷区都市復興プログラムは、世田谷区地域防災計画及び世田谷区震災復興マニュアルのうち「都市の復興」「住宅の復興」について、「自助」「共助」「公助」の基本理念のもと、区民の皆さまや事業者、区が協働して震災復興に取り組むための方針や行動手順等を、まちづくりの視点から復興プロセスの時間経過とともにまとめたものです。

区では、区が実施する具体的な施策などを記載した「復興施策編(区職員向け)」と地域住民を主体とした復興まちづくりの進め方などを記載した「協働復興まちづくり編(区民向け)」をそれぞれ作成しています。

自助・共助・公助とは

自助(個人の役割)

復興を進めるためには、まず被災者自らによる取組みが基本となります。

共助(地域の役割)

被害が大きくなるにつれて、個人の力では解決が困難な課題が生じます。こうした課題に対処し復興を進めるためには、地域が持っている力を活かして住民同士が支え合う必要があります。

公助(行政の役割)

区は東京都や専門家などと連携しながら、自助・共助の活動を支援します。

もし震災が起きたら、まちをどのように復興していくか

復興とは、被災された方々の生活の再建や被災した地域社会の再生を図ることです。被災前の状態に回復する復旧に留まらず、より安全・安心なまちづくりによって、次に来る震災の被害の軽減とまちの持続的な発展を目指し、被災者と行政が協働しながら取り組んでいきます。

地域協働復興

震災により被害が発生した地域において迅速かつ円滑な復興まちづくりを進めていく上では、区民の皆さまが、地域の課題を解決し相互に支え合う力(地域力)を発揮しながら、ボランティアやNPO、専門家、区等との協働により主体的に復興に取り組む「地域協働復興」が重要です。

「地域協働復興」にあたっては、区民の皆さまの復興への強い意欲と復興のあり方への合意が必要となります。この合意形成において、復興のあり方を協議し地域住民の総意としてまとめ上げる組織(地域復興協議会)が非常に大きな役割を果たします。

区は地域復興協議会の結成や活動を支援しながら、「地域協働復興」を進めていきます。

復興事前準備

震災による被害の拡大は、被災者の円滑な生活再建を阻害し、地域社会の疲弊や停滞の長期化を招くおそれもあることから、被災後は早期の復興まちづくりが求められます。そのための取組みとして、事前に被災後の復興まちづくりについて考えながら準備をしておく「復興事前準備」が重要となります。 

復興事前準備の例

地域の特徴の把握

震災時に危険な場所や、復興まちづくりで大切にしたい地域の資源を確認しておく。

地域コミュニティづくり

震災時にお互いが協力できるよう、普段から隣近所の人たちとコミュニケーションを図り、地域の皆さまで震災と復興のイメージの共有に努める。

まちづくりへの参加

防災訓練や避難所運営訓練など、地域の防災活動のほか、まちづくりについて話し合う活動にも参加する。

都市復興プログラム【協働復興まちづくり編】を作成しました

地域協働復興をはじめとする復興の全体像やその進め方、復興事前準備の取組みなどを紹介した世田谷区都市復興プログラム【協働復興まちづくり編】を作成しました。ご覧になっていただき、まちの復興について考えていただくきっかけとなれば幸いです。

PDFファイルを開きます世田谷区都市復興プログラム【協働復興まちづくり編】「大地震の後を今から考えよう」

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都市整備政策部 都市計画課

電話番号 03-6432-7148

ファクシミリ 03-6432-7982

所在地 世田谷区玉川1-20-1二子玉川分庁舎内