大規模盛土造成地マップ(宅地耐震化推進事業)
最終更新日 令和3年11月8日
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大規模盛土造成地マップ作成の経緯
兵庫県南部地震(平成7年)や新潟県中越地震(平成16年)等において、谷や沢を埋めた造成宅地や傾斜地に盛土した造成宅地で、盛土の地すべり的変動(滑動崩落)が生じ、多くの宅地や公共施設等に甚大な被害が発生しました。
国土交通省では、平成18年度に宅地耐震化推進事業を創設し、調査や対策について地方公共団体を支援するとともに、「大規模盛土造成地の変動予測調査ガイドライン」を策定しました。その後、東北地方太平洋沖地震(平成23年)で多数の甚大な宅地被害が発生したことから既存のガイドラインを改訂し、平成27年度に「大規模盛土造成地の滑動崩落対策推進ガイドライン及び同解説」として取りまとめました。 (以上「大規模盛土造成地の滑動崩落対策推進ガイドライン・はじめに」参照)
国土交通省の動きにあわせ、東京都都市整備局では、平成19年度から都内市区町村の大規模盛土造成地に関する「変動予測調査(第一次スクリーニング)」を開始し、平成25年度に大規模盛土造成地マップを公表しました。その後、新たに造成された大規模盛土造成地やこれまでの調査で判明した戦前盛土造成地を追加掲載したマップを令和2年8月に公表しています。
大規模盛土造成地
大規模盛土造成地とは
盛土造成地のうち以下の要件に該当するものを大規模盛土造成地と呼びます。
(出典:国土交通省)
区内の大規模盛土造成地
区内の大規模盛土造成地は、令和2年8月現在15か所(その他大田区から跨る2か所)あり、すべて谷埋め型大規模盛土造成地となります。
大規模盛土造成地マップ(世田谷区)
マップに掲載されている盛土造成地は、地理情報や造成図面などから、その形状が大規模盛土造成地に該当すると確認されたものであり、盛土造成地の危険性を示すものではありません。
今後の取り組み
大規模盛土造成地に関する調査およびマップの作成・公表は、東京都都市整備局が実施しております。
現在、詳細な調査を行うべき盛土造成地を抽出するための評価手法について検討を進めており、決定した評価手法に基づき、大規模盛土造成地が地震時に滑動崩落(地すべり的変動)を起こす恐れについて、現地調査および計算等により確認していく段階に移るとされています。
詳細については、東京都都市整備局へお問い合わせください。
<問い合わせ先>
東京都 都市整備局 市街地整備部 区画整理課 宅地造成担当
電話番号 03-5320-5139
(参考)お住まいの土地の情報について
お住いの土地の成り立ちを調べる方法
国土地理院が提供する地理院地図で、土地の成り立ち(盛土地・切土地)や土地の特徴などを調べることができます。 土地の成り立ちの調べ方
こちらの地理院地図でお調べいただけます。
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関連リンク
このページについてのお問い合わせ先
防災街づくり担当部 防災街づくり課
電話番号 03-6432-7174
ファクシミリ 03-6432-7987
所在地 世田谷区玉川1-20-1二子玉川分庁舎内